3月4日告示、同月11日投開票の石垣市長選は、現職の中山義隆氏(50)が1万3822票を獲得し、3回目の当選を果たしました。
なお、その他の候補者の得票数はそれぞれ、宮良操氏(61)が9526票、砂川利勝氏(54)が4872票となりました。
中山氏は1967年石垣市生まれ、八重山高等学校、近畿大学商経学部経営学科を卒業。1991年から野村證券株式会社に、1996年から株式会社木田商会に勤務しました。なお2004年に社団法人八重山青年会議所理事長に、2006年に日本青年会議所沖縄地区担当常任理事に就任しています。
2006年の石垣市議選に当選し1期務め、任期中の2010年の石垣市長選に立候補し、16,421票を獲得して初当選を果たしました。2014年には再選を果たし、今回は3期目への挑戦となりました。
中山氏は自身のホームページにおいて、2期目の主な実績を挙げています。主なものをピックアップしました。
・最新設備導入の新給食センター開所(2014年)
・全国トップクラスの衛生設備と管理体制の新食肉センターオープン(2014年)
・農業用水総合運用整備761億円 国営石垣島土地改良事業化(2015年)
・ANA石垣⇔羽田線B787型機就航~輸送力大幅増加~(2015年)
・市税収納額が初の50億円台突破(2015年)
・観光消費額800億円台突破(2016年)
・入域観光客数137万人突破(2017年)
中山氏は、自身の政策をホームページにて公開しています。
基本姿勢 日本一幸せあふれるまち
・未来に向けて夢や希望を抱ける石垣市
・市民目線で市民とともに歩む市政
・市民とつくる石垣市将来ビジョン
主要政策
●高齢化社会への対応する介護施設の拡充、不足している子育て支援の充実を図り、待機児童ゼロを実現
●長期滞在型リゾート地としての魅力を拡充するために観光キャパシティーの拡大と観光インフラの整備を推進
●一次産業の六次産業化の推進と生産性の向上、二次・三次産業連携による島内での消費拡大などによる島外への需要開拓
●市街地のバリアフリー化を推進した都市づくりと環境保護を両立。石垣らしさとにぎわい両方を演出する再開発を推進
●南ぬ島石垣空港と大型クルーズ船に対応できる石垣港の整備を進め、アジア・ゲートウェイ構想の最南端の拠点都市づくりを推進
●大規模災害に対して強じんな社会基盤整備等を推進
●多種多様な海の生態系に触れることのできる自然環境を取り入れた水族館の整備を推進
●歴史、伝統文化、自然環境を後世に伝承する「博物館」の建設を推進
●リゾートコンベンション機能を備えたMICE(マイス)施設整備を推進し、多種多様な国際会議を誘致
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