こんな政治の伝え方があったのか!
政治を感覚で学ぶ。新たな試みが面白おかしい3時間でした。
「もっと身近に政治を考えてほしいです」
私に会いたいと言ってきた小柄な女性は、まっすぐに私を見てそう言いました。
「なりたくない職業ランキング第一位、政治家です。今年に入ってから、大臣の汚職、議員の不倫など暗いニュースが続きました。20代の投票率は、低すぎます。政治に対する負のイメージ、距離感がありすぎる中での、18才選挙権。70年ぶりの見直しですが、このままでは、何も変わりません!教育現場の先生たちも、対応に頭を抱えています。政治教育の在り方について真剣に議論されるのは、これが最後の機会になるかもしれません。結局ここでも何も変わらなかったら大変!そう思って、私はお笑い芸人として、政治をもっと身近に感じさせる授業ができるのではないかと考え、起業することにしました」
とはじめましての挨拶も早々に、熱い思いを語られました。
実はお目にかかる直前まで「お嬢様芸人」として高松さんを存じ上げておりませんでした。慌ててYou Tubeで動画を拝見。「愉快な若い女性芸人」の印象は、この初めの挨拶で一蹴されました。
政治をもっと身近にするためには、理屈ではなく「感覚」で訴えることが重要なのですと語る彼女の言葉は、真剣で熱く私は、4月30日に開催される「たかまつななの笑下村塾(しょうかそんじゅく)」を観に行くことにしました。
4月30日当日、開場時間より20分早く着いた会場は既に満席状態。やっと一つの椅子を確保して着席。会場は「ワクワク」しているお客さんでぎっしり。開会直前には60人を超える超満席状態でした。
「ごきげんようっ!」
お嬢様ルックで登場したたかまつさんを満席の来場者が拍手で迎えます。
「いよいよ今年の夏、18歳選挙権が導入される。なのに、何の変化もない。このザマは、なんざます!遺憾ですわ!」そう言って立ち上がり、開演となりました。

テーマは18才選挙権ですが、あくまでお笑いライブ。ゲストは、お笑い芸人のさらば青春の光の森田、「安保」を「交通安全である」と思っていたことが判明したギャル書道家のなちゅ、そして現役高校生でモデルの石垣千菜美。更に、たかまつの恩師であり、ライブの助言役をつとめる元TBS報道局アナウンサーの下村健一氏と、川崎市議会議員の小田理恵子氏の計6名がステージに。
まずは、たかまつが「3分で分かる民主主義」と題し、超高速パワポ芸で進行。
「家に1個しかないプリンを誰が食べるのか?」という例え話から民主主義を解説。3秒に1枚スライドが切り替わり3分で使ったスライドの枚数は50枚。これも新たな芸風なのでしょう。
そして、選挙に行かないことのデメリットを、若者が損している事例で面白おかしく説明が続く。最初は選挙に興味のなかった現役高校生の石垣さんもグレーに染められた長い巻き毛を指でくるくるしながら「マジで!」「ガチで!」「ヤバいですね!」を繰り返していました(笑)。
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