
任期満了に伴う三重県知事選挙には届け出順に、自由民主党・立憲民主党・国民民主党・公明党が推薦する現職の一見勝之(いちみ・かつゆき)氏(62)、新人の伊藤昌志(いとう・まさし)氏(55)、日本共産党が支持する新人の石川剛(いしかわ・つよし)氏(51)の無所属3名が立候補しました。投開票は9月7日に行われます。
今回は人口減少対策や物価高対策、災害対策などについて論戦がかわされています。
一見氏は1963年三重県亀山市生まれ、東京大学法学部卒業。運輸省(現 国土交通省)に入省し、国際観光振興会パリ事務所次長、国土交通省大臣秘書官、海上保安庁次長、国土交通省自動車局長を歴任しました。2021年の三重県知事選挙で初当選、今回は2期連続当選を目指しての立候補となります。
一見氏は以下の政策を掲げました。
伊藤氏は1970年三重県四日市市生まれ、順天堂大学体育学部健康学科卒業、三重大学大学院人文社会科学研究科(社会科学専攻)修了。駅伝競技を大学、八千代工業株式会社の実業団まで続け、引退後は同社の総務・安全衛生分野の業務に従事しました。31歳で独立し、学習塾経営、企業や大学等で講師などを務め、子供のスポーツ、大人の健康づくりを推進するNPO法人を設立。
2001年から2005年に旧大安町・2003年の合併後のいなべ市の元気づくり推進室職員を歴任し、2003年からNPO法人四日市ウェルネスクラブの代表・顧問・陸上競技部監督を、2005年から三重大学・四日市大学・看護専門学校・地方自治体・企業等の講師・スクールカウンセラー・駅伝監督を務めています。2019年から四日市市議会議員を1期4年務めました。
伊藤氏は以下の政策を掲げました。
石川氏は1973年ブラジル生まれ、神奈川県立湘南高等学校中退。2011年の東日本大震災の際、茨城県で被災したのをきっかけに三重県に移住しました。その後、福島第一原発災害復興工事に従事し、現在は建設会社社長を務めています。三重県知事選挙は2021年に続き2度目の挑戦となります。
石川氏は以下の政策を掲げました。
三重県知事選挙は9月7日に投開票され、結果は以下の通りです。
現職の一見氏が次点の伊藤氏、石川氏をしりぞけて再選を果たしました。

【有権者の心に響く第一印象を。選挙ドットコムで、あなたの情報を掲載しませんか?】
選挙ドットコムの政治家情報ページには、顔写真やSNSアカウントへのリンクなどを完全無料で掲載いただけます。
有権者の皆さまにとって、こうした情報は候補者一人ひとりを知るための大切な第一歩になります。
ぜひ、あなたのページを充実させて、有権者の皆さまとの距離をぐっと縮めてみませんか?
情報掲載をご希望の際は、こちらのフォームよりお送りください。皆さまからの情報をお待ちしております!
※申請は「政治家・候補者本人」または「政治家・候補者本人から承諾を得ている方」に限ります。承諾がない場合は掲載できませんこと、予めご了承ください。
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします