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2025年3月4日に公開された動画のテーマは、「【最速】玉木代表と参院選の議席予想!目標21議席の内訳は!?」です。
ゲストに国民民主党の玉木雄一郎代表をお迎えして、次期参院選の目標とその内訳について語っていただきました。
【このトピックのポイント】
玉木氏は3月4日の代表復帰会見で、参院選の目標議席を21議席と発言し、大きな話題となりました。
MC鈴木邦和「我々はこの発言を受けて、早速議席予測をしました」
目標の21議席の内訳は、非改選の議席が5議席あるため、今回の改選での目標は16議席です。
MC鈴木「我々、試算したんですけど、絶妙なライン。すごい高い目標なんですけど、『これ、いけるな』って正直思ったんですよ」
この言葉を聞き「おおっ!」と歓声をあげた玉木氏。「高い目標だよ。でも、そこにいきたい」と力を込めます。
参議院で21議席は、大きな意義があると玉木氏。
昨年の衆議院選で国民民主党は「単独で21議席あると法案を出せるからお願いします」と選挙戦を戦いました。参議院での21議席は、予算関連の法案を単独で出せるようになります。
例えば、ガソリン税の暫定税率の廃止法案を立憲民主党と共同で提出したのは、国民民主党が単独で提出ができなかったためです。
日本維新の会は単独で「プログラム法案」として暫定税率の廃止法案を提出しました。
しかし、プログラム法案は、政府に検討の方向性を示すものであり、具体的な詳細には踏み込めません。
MC鈴木「予算法案が出せる21議席はめちゃくちゃ重要。ただやっぱり高い目標ですよね。現有議席が4議席。そこから16議席となると……」
玉木氏「また前回(衆院選)と同じで4倍だね!」
目標とする21議席について、具体的な内訳を見ていきましょう。
今回の参院選で非改選が5議席あるため、改選の目標議席数は16議席です。
まずは、比例の議席予想です。
前回の衆議院選の国民民主党の得票は617万票。これを参議院の議席数に直すと6~7議席に換算できます。
MC鈴木「支持率もさらに上がっているので、私は(比例は)8までは射程圏内だと思っています」
続いて、選挙区の議席予想です。
MC鈴木は、「確度高」の選挙区として、東京、神奈川、埼玉、愛知、静岡の5選挙区。「確度中」の選挙区として、千葉、京都、香川の3選挙区をあげました。
この予測を聞いた玉木氏は「よく分析してるね」と満足そうな表情をみせました。
「千葉はどっちかというと『大リーグ』に入れてもいいかな。あとは、香川は地元なんで頑張りたい」と言及。
MC鈴木「我々としては京都も可能性があると考えています。あと、調整ができれば、大阪、兵庫、福岡、茨城も」
MC鈴木「玉木さんのイメージでは比例は8議席を見てますか?」
玉木氏「9ぐらいいける……」
玉木氏の発言をまとめると、非改選が5、比例が9、選挙区が7~8で、合わせると21議席となる予測でした。
MC鈴木「21議席は、高い目標だけど、現実的にシミュレーションするといけんじゃないかと思わせる数字。玉木さんは、実はすごい緻密に考えてあの数字をおっしゃったのかなと我々は思いました」
玉木氏「(役職停止の)この3カ月ね、選挙のことばっかり考えてた!これから全国周りますから!呼ばれたところは行くし、呼ばれなくても行く!」
MC鈴木「これは楽しみですね!」
玉木氏は、国会の予算審議について「一言で言うと、今回の予算も事実上通るけど、やっぱ物価高騰対策は極めて不十分」との考えを示しました。
また、年収103万円の壁の議論は、低所得者対策としては一定の成果がありましたが、中間層となる現役世代にはメリットがほとんどない結果だったと振り返ります。
「やっぱりね、納税者の味方は我々しかいない。今回、維新さんはあんなヘンテコな税に賛成されたので、うちが頑張るしかないなと思ってる」と玉木氏。「だから、今日も言ったんだけど『手取りを増やす夏』にしたいな」と熱く語りました。
今年の夏の参院選の動向に注目していきましょう!
これから全国47都道府県回ります!参議院で21議席を獲得を掲げた国民民主党の意図とは!?
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