選挙ドットコムが2024年11月24日投開票の名古屋市長選挙に合わせて中日新聞と共同(東海テレビ協力)で実施した「名古屋市長選挙2024投票マッチング」はサイトをオープンした11月15日から25日までの10日間に約4.3万回ご利用をいただきました。このコラムでは、投票マッチングの最終集計結果を発表します!マッチング率が高かった候補者は?そして、関心が寄せられた政策とその賛否は?
まず、今回の利用者層を紹介します。
年代別にみると、多い順に「30代」が26.9%、「18歳~29歳」が24.1%、「40代」が22.1%でした。
支持政党は「支持する政党はない」が最多で63.5%を占めました。
男女別では、男性が51.4%、女性が41.0%、「回答しない」が7.2%、その他0.4%でした。
投票意向をみると「必ず投票にいっている」74.9%、「たまに投票にいく」19.9%、「投票に行っていない」5.2%の順でした。
今回の投票マッチングは若年の「無党派層」に多く利用していただきました。
回答者のうち名古屋市在住の18歳以上の「有権者」の利用割合は約9割でした。有権者に絞った際の関心が高い政策やマッチング率が高かった候補を見ていきましょう。
まず、投票マッチングでは、利用者にとって「重点度が高い」質問項目を3つ選択してもらっています。その上位の結果は以下の通りになりました。
- 「市民税の5%減税は続けるべきですか?」68.2%
- 「財源は高齢者福祉より少子化対策に優先配分すべきですか?」61.1%
- 「名古屋市でマイナンバーカードの使途を拡大していくべきですか?」32.7%
- 「名古屋市議の議員報酬は削減するべきですか?」31.3%
- 「河村たかし前市長の市政を評価しますか?」24.5%
男女別にみると、重視する項目は1,2位は共通し、3位以降が分かれました。
今回の投票マッチングで利用者とマッチングした候補者は当選した広沢一郎氏が最多で43.6%でした。次いで、不破英紀氏が30.0%、大塚耕平氏が11.6%、太田敏光氏が5.3%、鈴木慶明氏が4.7%、水谷昇氏が3.3%、尾形慶子氏が1.5%でした。
最後に、関心が高かった政策に関する利用者と候補者の賛否を紹介します。
「市民税の5%減税は続けるべきですか?」の回答状況は、「賛成」が62.7%、「やや賛成」は19.5%、「中立」は10.1%、「やや反対」は4.0%、「反対」は3.5%、「わからない」は0.2%。「賛成」と「やや賛成」を合わせて8割超を占めました。各候補の意見は以下の通りでした。
以上が、名古屋市長選挙2024投票マッチングの結果でした。
投票マッチングは、政策によって利用者と候補者との一致度を図るシステムです。選挙では当選者が1人に絞られますが、当選後に新たなリーダーが政策を実現するためには多様な人の意見を取り入れて調整する手腕が問われます。
今回、あなたが関心を寄せた政策がどのように進んでいくのか?それともなかなか進まないのか?そうした目でこれからの名古屋市政をみると新しい発見があるかもしれません。
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