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衆院選2024に初挑戦で勢力拡大!選挙戦の勝因と課題を参政党・神谷宗幣代表が語る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

2024/11/7

選挙ドットコム編集部

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2024年11月6日に公開された動画は、ゲストに参政党・代表の神谷宗幣参議院議員をお招きして、衆院選2024で3議席を獲得した参政党躍進の裏側について語ってもらいました。

背負うのは思いだけ!なぜ参政党はみんなが言えないことを言えるのか?!

【このトピックのポイント】

  • 躍進でも自己採点70点の敗因とは?!
  • 国民の知る権利を奪っている!選挙戦での報道は公平だったのか?!
  • 神谷代表が語る選挙戦の勝因とは?!

衆院選の評価

先日投開票が行われた衆院選で、参政党は3議席を獲得。初挑戦の衆院選で勢力拡大を実現しました。

MC鈴木邦和「比例代表で187万票、初の衆院選で3議席を取りました。結果をどうご覧になってますか?」

参政党は1年以上前から、6つの重点ブロックで戦う戦略で候補者集めをしてきました。

最終的には日本保守党が出ることで『食い合いになる』と予想されたため4ブロックに絞ることに。

神谷宗幣氏「私としては1議席取れなかったので、70点~75点ぐらいの評価になっています」

MC鈴木「事前の議席予測で『0』と書いているメディアもありました。当時0議席を予想していたメディアに対してどんな印象を持っていましたか?」

神谷氏は「怒ってましたよ!!」と即答。

議席数が0と予測する報道は「参政党に入れても、死に票になっちゃう」と有権者に印象を与えることにつながります。

参院選の時も参政党の議席は無理という議席予測の報道があったので「またやってんな。またかと、デジャブが起こった」と神谷氏。

選挙中は「2、3議席は見えているんです。それを4、5にするかの勝負ですと街頭でシャウトしてたんで、『ほらみたことか!』」と苦笑していました。

MC鈴木「戦略も非常にクリアでした。重点ブロックを4つに絞り、議席を取るために、綿密に計算をされたわけですよね。例えば、比例ブロックでは、厳しいところは立てずに取捨選択を行った」

神谷氏「落下傘で(選挙区を)移籍してもらいました。もうちょっとお金と人を足しておけば取れたところもあったんじゃないかと思うんですけど、危ない橋を渡るよりも確実にした。でも、東京を落としてしまったので、全然偉そうなことは言えないんですけど……」

東京ブロックは、何が誤算だったのでしょうか?

東京は小選挙区で比例でだいぶ乖離があるんですよね。他のブロックよりも」と神谷氏。

過去にも他の党で同じような事例があったので「その辺をもうちょっと指数として入れておかないといけなかったかな」と振り返りました。

MC鈴木「参政党と保守党で食い合ったと指摘されているところもありますが、東京に関してはどうでしょうか?」

神谷氏「全く影響がなかったというと噓になりますから、当然あるんですけど。ただ、我々はもう少し、政策の訴えとかが他と差別化できなかったところに、敗因があるのかなと分析しています」

選挙報道におけるメディアの公平性

MC鈴木「例えば立憲民主党や日本共産党は今回、自民党の裏金問題を展開しましたが、参政党はあまり言及されませんでした。ここはどいういうお考えですか?」

神谷氏は「政治とカネの問題をクリアにしたところで、 国民生活はそんなに変わらないので。やっぱり今本当に国民生活がだんだん困窮してて大変だからそこを争点にすべき」と考えたと説明しました。

結果を見ても、立憲民主党は勝ちましたが比例の得票数はほぼ前回から横ばい。共産党はしんぶん赤旗で政治とカネの問題の追及を頑張ったのに比例票が減りました。

「裏金問題は自民党だけの問題」だと神谷氏。「我々は自民党の大罪は、この30年の経済停滞だったり、日本の弱体化だと思ってる」と語り、この点については「メディアもグルだから、 ある意味連帯責任」だと言及しました。

MC鈴木「今回、メディアの合同の討論会に参政党が呼ばれなかったのは、私もちょっと許しがたい、ありえないんじゃないかと思います」

神谷氏「これは、我々だけの問題じゃなくて、日本のメディアのあり方、国民の知る権利に関わるような問題」と神谷氏。「小さい政党を出さないのはフェアじゃない」、「何のための国政政党要件なんですか」と訴えました。

10政党が多いと言うなら、番組を2回に分ける、前半後半で分ける、シャッフルするなど、やり方はいろいろあると語り合うMC鈴木と神谷氏。

神谷氏「各社ごとにメンバーが違えば議論も変わるので、面白いじゃないですか。4大メディアでここはこういう組み方とか。『もっと頭使え!』」と訴えました。

参政党の特徴と勝因

MC鈴木「参政党の特徴を作っている部分はどこにあるのでしょうか?」

神谷氏「投票したい政党がないから、自分達で作ろうということ」

参政党は、企業からも団体からも献金はもらわずに、国民の手弁当で、党費と寄附と政党交付金だけで運営していると解説します。

立憲民主党や国民民主党を見ていると「裏に組合がついているもんねというのが要所要所に見える」。

また「自民党も公明党も、やっぱりみなさんそれなりに背負っているものがあるから言えないことがある」と分析します。

神谷氏「うちは、思いは背負ってますけど、その組織とかお金は背負ってないんで。本当におかしいものはおかしい。メディアに対してもおかしいものはおかしいとはっきり言える

外交についても「私たちは結構近距離で日本ファーストだ」と語り、日本人の国益を守るために同盟国であってもアメリカに言うべきことは言うべきであり、中国やロシアにも、きつく言っていかないといけないと訴えました。

MC鈴木「政党助成金を受け取っていても、自民党などに比べれば少ない中、今回94人の候補者を擁立したのは本当にすごいです」

「これは、やっぱり立ってくださった皆さんが立派なんです」と神谷氏。

候補者は、当選する可能性も低く比例の順位に入る約束もない中で、手を挙げてくれました。

神谷氏「日本を守りたいという思いで一生懸命にやってくださる方々が、市井の中にたくさんいらっしゃる。その人達をうまく集めて、協力してもらう体制を作ったというところに今回の勝因があるかなと思います」

動画本編はこちら!

誹謗中傷にも屈せず!選挙戦で神谷代表が見たものとは?!

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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