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2024年11月7日に公開された動画は、ゲストに参政党・代表の神谷宗幣参議院議員をお招きして、首班指名と参政党のこれからについて語ってもらいました。
与党も野党も過半数割れ！今後の日本の政治はテコの原理で動く？！
【このトピックのポイント】
今回の衆議院選挙の結果で、与党が過半数割れを起こし、今後の国会運営の行方に注目が集まっています。
この間の野党側の首班氏名に関する発言や動きをスライドにまとめました。
MC鈴木邦和「神谷さんは、この時の発言から、今のところまだスタンスは変わっていないですか？」
神谷氏が、最初にこの質問を聞かれた時は「自分たちの3票を軽く見ていた」とコメント。
質問を受けたのが開票してすぐの時だったので、各党の議席数を見て「あれ？この3票大事だな」と気づいたと振り返ります。
「協力するところはする」という回答は、首班指名の件ではなく、政策的なところで是々非々で判断するという意味だと神谷氏。「共産党さんはちょっと難しいにしても、各党との協力はケースバイケースで判断していく」と説明しました。
一方、首班指名については「石破さんも増税、野田さんも増税だから、増税するような総理は選べない」と神谷氏。「そうなると、首班指名は1回目も神谷、2回目も神谷という形になり、２回目が無効になっても、それしかないんじゃないか」と語りました。
また、今回の動画は11月5日に撮影をしているため、今後いろんな働きかけがあった場合は、政策を実現するために政治的な判断はするかもしれないと神谷氏。「基本的なスタンスとしては、どっちにも迎合するつもりはない」と断言しました。
参政党は、減税、積極財政、外国人労働者の受け入れを抑える、食の安全、教育全般などのさまざまな政策を訴えました。もし仮に、どちらかの代表が参政党の政策の1つでも2つでもやりますと言った場合は、「たった3議席で国の政策が変えられるとなれば、そこは考えないといけない」と神谷氏は語りました。
MC鈴木「神谷さんのところには、いろいろな党からアプローチが来てるんじゃないかなと思います。実際どうなのでしょうか？」
神谷氏は「自民党から挨拶だけありました」、「立憲側からは何もない」と答えました。
今後、連立で与党が過半数にならなかった場合、例えば、政策的に国民民主党が協力できない案件で、参政党は協力できるというケースが発生することも考えられます。
MC鈴木「そうすると、日本の政治がどんどん動いていくような気がするんですけど、いかがですか？」
神谷氏は「自公政権が、こんなにぼろ負けするとは想定していませんでした」と語り、これからは「テコの原理でやればいいんじゃないか」と述べました。
自民党内の保守派が力を取り戻して、仮に「選択的夫婦別姓に反対しよう」と言われれば、「協力しないという理由はない」と神谷氏。一方、自民党が政治とカネの問題を曖昧にしたままにするなら「法案を作り直して、もっと厳格にやるべきだと野党側に協力する」と語りました。
神谷氏「どっちかの傘下について、なんでもかんでもいいですとはなりません。テーマ、テーマで良いことは賛成、ダメなものは反対という独立独歩のスタンスでいく」
MC鈴木が「距離感的に、一緒にやれそうな政党はどの辺になりそうですか？」と質問。
神谷氏は、自作のグラフを掲げて「見たらわかるように、国民民主が一番近いです」とコメントしました。
神谷氏が作成したグラフの縦軸は積極財政と緊縮財政、横軸はグローバリズムとナショナリズムです。
「基本的に、ほぼ全部がグローバリズムで、参政党が唯一無二のナショナリズム政党」と神谷氏。
「比較的近いのは、国民民主ですが、LGBT賛成、選択的夫婦別姓も賛成と聞くとね……」と悩ましい表情を見せました。
グラフをこの2軸にした背景をMC鈴木が尋ねると「保守か改革かで言うとわかんなくなっちゃう。だから、グローバリズムとナショナリズムにした」と横軸について説明。
縦軸については、今回の選挙戦の争点が経済政策だったため「減税の積極財政か、増税の緊縮財政かでやると結構（政党ごとの）違いがわかるのではないか？」と考えたそうです。
MC鈴木「自民党が移動しているのが面白いですね。どういうことなのでしょうか？」
神谷氏は、安倍政権がアベノミクスをやった後、岸田政権はどんどん進み、石破政権はさらに、緊縮財政に進んでいると分析しました。
MC鈴木「日本の政党のほとんどがグローバリズムなんですね」
神谷氏は「アメリカでトランプさんが出てきたり、イタリアのメローニさん、ドイツのAfDとかが出てきて数年」であり、（ナショナリズム）の波はまだ日本に来てないと解説。
「結局、グローバリズムによる外資の参入が、日本の経済をダメにしていて、日本人の賃金を押し下げている」と主張しました。
神谷氏「これから国民が気付き始めると思います。これから、第2第3の『反グローバリズム政党』を作る人が出てくる」
MC鈴木「アメリカの大統領選を見ていても、この横軸が本当に重要な争点になっています。だから、日本で今後さらに参政党の立ち位置が際立ってきますね」
ヨーロッパでは「極右政党」と言われていますが、「極右じゃなくて、ナショナリズムなんだよね」という理解を国民に広めていかないといけないと神谷氏は力を込めました。
首班指名は1回目も2回目も神谷と書く！その意図とは？！
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