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2024年10月16日に公開された動画のテーマは、2024年10月ハイブリッド調査結果の発表！
毎月恒例の電話とネットのハイブリッドで行う最新調査結果をご紹介します。
ゲストにJX通信社代表の米重克洋氏をお招きし、最新の内閣支持率などの意識調査について語っていただきました。
【このトピックのポイント】
前回の調査は、総裁選の告示後に行われました。
米重氏は、前回の調査は自民党総裁選や立憲民主党の代表選挙が行われるタイミングと重なったため「両党の支持率が、比較的この調査の歴代のトレンドの中では高いところにきている状況だった」とコメントしました。
今回の調査までの主なトピックは以下の通りです。
米重氏「非常に早いスケジュールで、選挙に突入したので、総裁選が遠い昔のことのような感じもします」
MC千葉佳織「本当ですよね。最近、政党の討論会を見ていると『なんかこの光景、総裁選の時も見たよな』という気持ちになることもあり、かなり目まぐるしいことが起きているなと思っています」
MC千葉「最新のデータを公開する前に、今回から調査方法が変わりました」
選挙ドットコムは、毎月JX通信社と合同で、電話とインターネットによるハイブリッド調査を実施しています。
従来のインターネット調査は、ニュースアプリGunosyのダウンロードユーザーに限定して行っていましたが、今後はJX通信社が行っているインターネット調査にシフトします。1000万人以上のモニターがいる大手のネット調査会社にリーチができるようになり、居住地域や性別を軸に、人口統計に合わせて回収をすることで、より良い調査を目指していこうということで、今月から変わりました。
米重氏「ネット調査では、電話では聞けない、ネットだから聞ける方式が色々あります。こういったことも通じて、多面的な世論の可視化にチャレンジをしていきたいなと思っています。より立体的なデータを色々お届けできると思いますので、ぜひご期待いただければ」
最新の政党支持率を見ていきましょう。
自民党は、電話・ネットの両方で少し上がり、立憲民主党は少し下がりました。
米重氏「自民党も立憲民主党も、それぞれ総裁選や代表選のブーストは一段落したかな」
一方、選挙が近づくにつれて「支持なし」と回答する無党派層が減少している点について「選挙ムードが、世論の中に少しずつ浸透している」と解説し、「全体としては小動きかな」とまとめました。
MC千葉「ネット調査の国民民主党が少し上がっているように見えます」
米重氏は「国民民主党に関しては、比較的ネット調査で求心力が見られる」と語り、「この辺りが選挙結果にどう影響してくるのか、というところはある」とコメントしました。
続いて、内閣支持率を見ていきましょう。
石破内閣で行う初めての調査です。
MC千葉「石破総理の支持率が思ったより伸びていないというニュースを拝見することが多いです。米重さんはどう捉えていますか？」
米重氏「発足直後の支持率としては、若干低いのかなという風に思います」
岸田内閣が発足した時の支持率と比べると「低く出発している、発射台が低い」とコメント。
その背景に「政治とカネの後遺症を引きずっている」ことと、「自民党支持層における石破さんに対するロイヤリティが若干低い」ことがあると指摘。そのため、二重にディスカウントがかかっているため、発足時の内閣支持率が低くなったと解説しました。
MC千葉「例えば、高市さんや小泉さんが（総理に）なった場合も支持率は若干伸び悩んだのでしょうか？」
米重氏は「政治とカネのディスカウントは誰にでもかかった」と答えます。
高市早苗氏は、政治とカネの問題があった議員からの支持が厚いと言われていたため、さらにディスカウントが厳しくなった可能性も。
一方、自民党支持層については、安倍政権やアベノミクスの評価を引き継ぐということがどこまで影響するのかは「仮定の話なので読めない部分」とコメントしました。
小泉進次郎氏は、無党派層や自民党支持層の中でもライトな支持層からの支持が強いため、「無党派層に対するリーチで、発射台が高かった可能性はあるかな」と語りました。
MC千葉「人によって、無党派層と自民党支持層がどう動くかが変わって、数字が出てくるというのは面白いですね」
MC千葉「今の選挙はどのように動いていくと思いますか？」
米重氏は「選挙の顔という観点で言うと、自民党支持層をしっかり固めて、無党派層にリーチしていく両方ができると、ある意味最強」と言及。
石破総理に関しては、今のところ、自民党支持層の若干ディスカウントがあり、無党派層においても政治とカネの問題があるため、その2つにうまくリーチ仕切れていない部分があると解説しました。
今後の選挙戦の動きに注目していきましょう！
高市氏、小泉氏がもし総裁になっていたら、支持率は今より上がっていたのか？！
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