選挙ドットコムはJX通信社と共同で、10月12日(土)、13日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。
本記事では、今回調査の独自の設問である「次期衆院選で重視する政策」や不記載の議員への投票意向についての調査結果を紹介します。
【調査概要】
【調査概要】調査は令和6年10月12日(土)と13日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で992件、インターネット調査(JX通信社との共同実施)で1063件を取得。各数値は小数第2位以下を四捨五入。
「石破茂首相は10月9日に衆議院を解散し、10月27日に衆院選が行われることになりました。あなたは、石破首相の衆院解散の判断を評価しますか?」と聞いた結果が上の図です。
電話とネット調査ともに「評価しない」が約4割で「評価する」を上回りました。
「自民党は次の衆院選で、政治資金収支報告書への不記載が問題となった議員の一部を公認しない方針を打ち出しました。あなたは、この方針についてどう思いますか?」と聞いた結果が上の図です。
「甘すぎる」と「妥当だ」の回答が4割前後で拮抗しています。一方、「厳しすぎる」の回答は両調査ともに1割未満にとどまりました。
次期衆院選で重視する政策
「あなたが次の衆院選で投票先を選ぶ際、最も重視する政策は何ですか?次の10個から選んでください」と聞いた結果が上の図です。
上位3項目は以下の通りでした。
【電話調査】
「物価高への対策」(26.6%)
「医療・年金・介護」(24.5%)
「景気・雇用・賃金」(16.4%)
【ネット調査】
「景気・雇用・賃金」(27.1%)
「物価高への対策」(24.3%)
「政治とカネ・政治改革」(15.1%)
「あなたは、次の衆院選で投票したいと思う候補に、政治資金収支報告書への不記載の問題があった場合、投票先を変えようと思いますか?」と聞いた結果が上の図です
3択で尋ねたところ、両調査ともに「投票先を変える」が「投票先は変えない」を大きく上回る結果となりました。
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