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2024年10月8日に公開された動画のテーマは「衆院選注目選挙区特集 大阪9区」。
10月27日に行われる衆議院総選挙を前に、選挙芸人の山本期日前氏をお迎えし、注目選挙区のディープな情報をお届けします。まずは大阪9区を始めとする維新の動きについて。参政党も注力するこの地域の構図をご紹介します!
【このトピックのポイント】
6月の注目選挙区特集でも取り上げた大阪9区。10月8日時点で立候補が予想される顔ぶれがこちらです。
10月6日に大阪9区選出の衆議院議員だった足立康史氏が政界の引退を表明し、激震が走ったばかりです。
足立氏は日本維新の会に所属していました、今年6月に党員資格停止処分を受けていました。特集内では、足立氏の党員資格処分期間中に選挙が行われた場合を想定し、足立氏の党員資格が回復されて公認されるか、維新から対抗馬を立てられ、無所属で出馬するかのパターンでシミュレーションを行いました。
地元に熱心な支持者を獲得していた足立氏ですが、まったく予想しない展開に驚く山本期日前氏とMC鈴木邦和。
「神無月 楽しき日々に 始終あり 微かな光 求め続けて」という自作の歌とともに足立氏が引退した理由は、維新の会が独自候補を擁立したことで足立氏が分裂を懸念し、身を引いたことによります。
山本期日前氏によると、足立氏に公認を与えるべきだとする嘆願書が選挙区から出されたものの、足立氏の地盤だった茨木市支部の署名がなかったとのこと。区割り変更もあり、茨木市の影響が気になります。
山本期日前氏「もともと足立さんの秘書だった人がけっこう議員になっていて、足立さんが議員になる前から活動している方もいらっしゃって。足立さんと近い人と距離が開いている人が分かれたりしているので、その人たちが一枚岩になって新しい維新の新人候補を推せるのかが、注目ポイントなのかなと思います」
加えて、大阪9区の地域には、維新の勢いに陰りが見られます。
茨木市の市長は、非維新系。4月の市長選に、維新は候補者を擁立することができませんでした。また8月に行われた箕面市長選挙では、大阪府内で初めて維新の現職が敗れるという衝撃的な結果もありました。
加えて、大阪9区はもともと社民党副党首の大椿ゆうこ氏が地盤としていた地域です。また、参政党代表の神谷宗幣氏も隣の吹田市で活動していたこともあり、両党がそれぞれ候補者を擁立しています。
自民党の東田じゅんぺい氏も加わる中、四つ巴となった大阪9区。
山本氏は「維新で入れている人と、足立さん個人で入れている人がどれくらいの割合でいるのか。ネットほど足立さんの個人票がリアルで多くないのなら、シンプルに維新に票が乗るだろう」と解説します。
前回、前々回の選挙結果では、2021年は圧勝とはいえ、2017年は比例復活だった足立氏。
大阪9区は、ほかの地域に比べ「身を切る改革がそれほど刺さらない」ことから、比較的維新の支持は高くないと、山本氏は説明します。その中でも、2021年は維新ブームに乗り足立氏が完勝しましたが、大阪の中で維新の勢いが下がる今回はどうなるでしょうか。
公明党は自民党と「大阪刷新会議」という共同体を組み、「維新憎し」を推し進めています。今回は、確実に公明票が自民に乗ってくると山本氏は推測します。
大阪全域で見た時に、維新がどのくらい取れるのかも注目したいところです。
山本氏「まだ、なんだかんだ(維新が)小選挙区に関して強いのかなと思っています。ただ、前よりも圧勝という形ではなく、ちょっと詰められる部分があるのではないかと思うんですけど」
兵庫県知事問題の影響も気になります。
山本氏「直近の三田市議会議員選挙によると、維新が罵倒されていたピークが、8月だったと言われます。擁護派が出てきてからは罵倒される機会が減ったという証言があります。知事擁護派が維新を助けている」
どうなる大阪9区?維新・足立衆院議員がまさかの引退!選挙芸人が解説!
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