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2024年9月11日に公開された動画のテーマは「林芳正氏・総裁選立候補の理由」
自民党総裁選挙への立候補を表明した林芳正氏に、総裁選立候補の理由を伺いました。岸田政権下で官房長官を務める林氏は、岸田政権からプラスするもの、マイナスするものがあると「仁」を掲げ「人にやさしい政治」を目指すと述べます。
【このトピックのポイント】
林氏のプロフィールは以下の通りです。

林氏は、1995年に参議院議員に初当選。参議院と衆議院通算6期目、これまでに6つの閣僚ポストを経験されています。
「どのポストでも印象深い経験。それを経て、今、官房長官を務めている」と語る林氏は、官房長官の役割は、以下の3つと整理します。
災害の時、官房長官にはスポークスマンとしての役割が求められます。一定以上の災害などが起きた際は、30分を目安に官邸に駆けつけなければいけないとのこと。このため、「24時間365日、常に携帯を枕元に置いている」という林氏ですが、「官房長官の前に、これまで、いろいろなポストを務めてきてよかったなというのが実感」と振り返ります。

9月3日に自民党総裁選に立候補表明をされた林氏は、出馬表明会見で「実績と経験」を強調しています。
林芳正氏「官房長官の仕事とは、総理大臣の近くにいて意思疎通をしながら、その時々に最適な活動をすること。各所をまとめて発信する、そういったことのマニュアルはどこにもない。いろいろ議論しながら決めていかなければならない、これが政権運営だと思った」
「通常運転ならともかく、自民党も厳しい状況にある」と表情を引き締める林氏は、日本の経済がようやく上向けるかといった大事な時に、外交面では平和が当たり前でなくなってきていると続けます。
MC伊藤由佳莉「参議院5期を務めた後、前回衆院選にくら替えしたのは、総理を目指してのことでしょうか?」
林氏は山口県選挙区が地元です。若い頃、ある市長に「若くして出るんだから総理になる気があるのか。あるなら応援してやる」と言われた時は「長州の気風にちょっと面食らった」と笑いますが、閣僚経験を積むごとに覚悟が育ってきたようです。
林氏「総理が決断するのは難しいこと。誰も決められない。なってみないとわからないが、官房長官で雰囲気を感じることができ、この仕事の大事さと難しさが徐々にわかってきた」
実は林氏は、自民党が野党時代の2012年にも総裁選出馬を経験しています。当時のことを、「日に日に日本がおかしな方向に向かっている焦燥感、危機感が強かった」と語ります。

推薦人の依頼で国会議員の間を回った際、「参議院に所属する総理が、衆議院の解散権を持つことに違和感を覚える」と言われ、衆議院へのくら替えを意識したそうです。
MC伊藤「当時の立候補者数は最多の5人。推薦人確保は?」
林氏「当時は国会議員が半分くらい。20人の推薦人を集めるのは大変だった。また、その時にわかったのは、推薦人に名前が出ること。このハードルが高い」
前回、林氏が立候補した総裁選と今回の違いでもうひとつ気になるのが、派閥の問題です。
「宏池会は一致団結について割と自由なところがあった」と語る林氏ですが、「自分たちの仲間内から出る時は、というのが(上川陽子氏の立候補により)名実ともになくなった。やはり変わったなと思った」とつぶやきました。

世代にかかわらず、多様な選択肢を選べる「ウェルビーイング向上社会」、「仁の政治」「人にやさしい政治」を前面に押し出した理由は。
林氏「東洋の思想の中で一番大事な価値。儒教で説かれる仁義礼智信、中でも仁が大事。政府が、国民全体に対する広い愛や慈しみの心をしっかりと持っているのが基本姿勢。そこから『人にやさしい政治』へとつながります」
林氏の政策では、「3つの安心」を位置づけます。
少子化対策では、結婚したいけれどできない人と、選択肢に持っていない人は選択肢として分けた上で、「中長期で、結婚したいとか子どもを持ちたいと思ってもらえるように、思った人が実現できるようにやっていくような対策をしたい」と次の3点に力を入れると語ります。
岸田政権への継続性については「足し算と引き算がある」と説明します。
足し算としては、こども未来戦略にリモートワークや副業、リスキリング、ジョブ型人事など、「働く場が自分のニーズに合わなかった人が、自分に合った働き方ができるように」と説明します。
引き算は、「所得減税より現金給付」とし、減税に比べ条件がシンプルになること、行政コストも低くなると説明します。
林氏「仕事をして自分で稼いだほうが、再分配で給付されるより幸せだと思う。選択肢が増え、豊かさから自由、幸福度を上げられる場をさらにあと押ししていければ」

外交防衛については、どうあるべきでしょう?
林氏は、「高専につながる学校制度や、教室を自分たちで掃除するような態度の養成など、日本はいいイメージを持たれている」と、「外交における日本が積み上げてきた信頼を活かして、国益を増やすための外交をする」と語ります。
他方、防衛力や軍備については、「今までになく複雑な安全保障環境に置かれている」とし、防衛力の抜本的な強化を図る方向です。
林氏は「外国に向けては存在感や強さを示すべきで、やさしくできるためには、力がなければいけない」と説明します。
「官房長官を経て政権運営を理解」林官房長官、総裁選への思いと政策を語る!
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