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2024年5月5日に公開された動画のテーマは「選挙妨害の封じ方」。ゲストの石丸さんと豊田さん、そしてMC鈴木邦和の、選挙戦の経験がある3人が語ります。4月28日放送の、衆院補選の開票特番からお届けします。
【このトピックのポイント】
・「仕事のできる政治家」が持つべき2つの資質とは?
・政治家は選挙期間だけでは選べない?現行制度の問題とは
・東京15区補選の選挙妨害。どうやって対策すればいい?

今回の開票特番では、選挙以外にも、選挙経験があるゲストのお二人にさまざまなお話しを伺いました。まずは、政治家の選び方です。
MC鈴木邦和「仕事のできる政治家の見抜き方はどうしたらいいのでしょう?ストーリーがあることとか?」
豊田真由子氏は、プロフェッショナルとしての強みと、困難を乗り越えた経験が必要と語ります。
豊田真由子氏「政治の世界に来る前に、プロフェッショナルとして、大変なことや乗り越えたことを含めて、自分はこれができるんだという武器を持って政治に来なきゃダメだと私は思うんです」
石丸伸二氏「それです!」
政治家になった時点で、皆政治家として横並びになります。その中でほかの人にはできない武器を持っていなければいけない、と豊田氏は力説します。
でも、実際に多くの政治家は前職があり、「政治しかやっていない人のほうが少ない。その中でも善し悪しがあるじゃないですか」とMC鈴木邦和は問いかけます。
MC鈴木「やはりここの判断は人によって違うな、有権者のためになるならないという点は何ですか?」
石丸氏は、「芯」や「軸」があるかないかが大事と語ります。
石丸氏「芯や軸がないと、選挙で何かのはずみで当選したとしても、あとで有権者が困ると思うんです。ふらふらしよったら、投票して勝っちゃったけど責任取れないだろ、ということが、国政でも地方の政治でもあるんです。だから、芯をもった政治家が本来は評価されるべき」
ただ、「評価される方法が難しい」と豊田氏が引き取ります。
豊田氏は、これまでも、日本の与党は、政治家になり閣僚になるというステップや、評価する基準が明確にされず、ブラックボックスで決められていることを問題視してきました。
豊田氏「私心がない、国家国民のために、といった精神的なものが具体的にどういったものかを示すのが難しい。そこをちゃんとしないから、日本の政治はぐだぐだになっていくと思うんですよ」
豊田氏は、まずは目の前の問題を理解して、分析して、判断する力が必要で、加えてそれぞれの専門分野があるべきだと主張します。
豊田氏「わけわからない人に判断されたら、日本はたいへんじゃないですか。でもそれは……えらい多いですよ」

政治家に芯があるかどうかを、どうやって見分ければよいでしょうか。
石丸氏は、「ひとつの機会が討論会」と語り、豊田氏は「もうひとつは、生きてきた時間とエネルギーをどういうことに費やしてきたか」と加えます。
石丸氏「中身を見極める際に、出たところ勝負でどれぐらい対応できるかも大事だと思うんですよ。自分で考えていない人間って、臨機応変に対応できない。もっと選挙の中でつまびらかにされたらいいかなと思うんです」
豊田氏は、芯や軸といった人となりや考えは、選挙期間だけで伝えるのは難しいと指摘します。
豊田氏「選挙の期間だけだと短いから、本当はふだんの活動の中から伝わる仕組みが一番いいんですよ。だって、美辞麗句はいくらでも並べられるじゃないですか」
石丸氏「そういう点では現職は活動をもっと公開したほうがいいですね。何をやったのかやってないのか」
自民党スタイルの選挙を経験してきた豊田氏は、辻立ちやお祭りのような人が集まるところに出向くことも必要だが、「それだけではダメ」と振り返ります。
豊田氏「根本的に評価する基準を、有権者も持つべき。有権者も変わっていくことが必要」

今回の衆院補選東京15区で問題になった選挙妨害。こうした選挙妨害は、立候補者はどうやって対策したらよいのでしょう。
MC鈴木「石丸さんご自身もご経験あるんじゃないですか?議会ではめちゃくちゃ妨害されてるじゃないですか(笑)」
石丸氏「議会での妨害は全く問題なくて(笑)なぜならシステムの上に成り立ち、ルールに基づいたものだからです。民主主義のひとつの結末に過ぎません」
石丸氏は、今回の東京15区補選での一件を犯罪行為に並ぶものだと指摘。法律を変えるのはすぐは難しくとも、身体接触は明らかに禁止するなど、運用の面を見直すことはできるはず、とコメントし、「寛容のパラドックス」というキーワードを示します。
石丸氏「寛容であろうとしたら、最後、不寛容なやつにすべて駆逐されちゃうんですよ。あれを許したら、あれが全部勝っちゃうかもしれない。そこは不寛容に、徹底的に、厳しくコントロールする」
石丸氏は、ルールの改正が必要で現実的ではないと前置きしながら、立候補者の安全を確保した上で、有権者が判断できる場を作ることを提案します。
石丸氏「選挙カーは全員ダメと。僕の大好きな討論会に全部集約させるとか。安全を確保した上で、ネットでもライブでも、これでみんなジャッジしてねと」
豊田氏は、「まともな陣営と陣営で話をして、場所や時間がかぶらないように調整するわけだから、片方がわけわからなくて不寛容だと、話し合いにならないじゃないですか。どうやって不寛容な人たちの動きを封じるかは大事」とうなずきます。
豊田氏「日常なら何の罪もないけれど、選挙は別。しゃべっているのを見てもらうことが大事だし、揉めている現場を有権者が見ると、両方のイメージが悪くなってしまいますよね」
一方、石丸氏はこうした動きを「希望的観測ではありますが、淘汰されると思う」とも見通します。
石丸氏「迷惑系YouTuberがそうであるように、犯罪行為やそれに並ぶことなら、社会から罰せられるはず(まだBanされていないけれど)収益目的でもYouTubeからBanされるはず。二度と使えなくなりますよね」
豊田氏は、公権力の適切な介入や、選挙活動でYouTubeを使えなくするといった規制が必要だと指摘します。
MC鈴木は「現場でやっている本人、妨害をしている本人、裏で仕掛けている人がいる」とし、今回の選挙妨害が、現行の制度設計のはざまを突いたものであることを指摘します。
MC鈴木邦和「現行の制度は、立候補して、まじめに選挙を戦いたいという前提で制度設計されているのに、そうではない意図、例えばビジネスにしたい、PRしたいといった別の意図で入ってくる陣営が出てくると、制度自体が成り立たなくなってしまいますよね。ネットなどが出てきたことで、より別の意図を持った活動がしやすくなる可能性はありますね。今回の件をきっかけに結論を出してほしい」
石丸市長・豊田真由子が「政治家の選び方」を提案!あの選挙妨害についても語ります
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