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2023年5月11日に公開された動画ではゲストに日本維新の会参院議員の音喜多駿氏をお招きし、退任した松井一郎氏と政調会長の業務について語っていただきました。
足立氏との現在の関係はどうなってる?
【このトピックのポイント】
・次世代育成の秘訣はリーダーの潔さ
・足立氏からのTwitterブロックは解除済み
・政調会長に必要なのは調整能力と対外発信能力
音喜多氏のプロフィールは以下の通りです。
39歳という若さで日本維新の会の政調会長を務める音喜多氏。
そのことを指摘すると、フランスのマクロン大統領やカナダのトルドー首相が30代の頃から活躍していたことを挙げ、「60代で若手と言われる日本が異常。そのことを声を大にして言い続けないといけない」と言い切りました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして音喜多氏に回答していただきました。
松井一郎は4月6日、大阪市長を任期満了で退任。日本維新の会の役職もすべて退任し政界を引退しました。
音喜多氏が松井氏と初めて会ったのは2019年の堺市長選挙。音喜多氏の年齢を聞いた松井氏が「丸山穂高と一緒か……」とつぶやいたエピソードを披露し笑いを誘いました。
音喜多氏は松井氏の尊敬するポイントについて「一言で言うと親分肌」とコメント。音喜多氏が政調会長に就任したばかりで精神的に辛い状況にあった時に、さりげなく激励の連絡をしてきたことがあったそうです。
音喜多氏「組織にとってかけがえのないリーダーだったと思いますね」
そんな松井氏が維新を去ることについては「松井さんの偉大な思いを引き継げるだけの後人が育ってるんじゃないかと手前味噌ながら思う」と自信をにじませました。
新興政党は創設者が引退すると勢いを失ってしまうというケースもよくありますが、維新は橋下氏から松井氏、吉村氏とバトンを繋ぎ次世代の育成も成功しつつあります。
その組織力の背景にあるものとして音喜多氏は「リーダーの潔さ」に言及。リーダーが潔く次の世代にバトンタッチすることで「早すぎてこのバトンを落とすわけにいかない、育てて抜擢してもらってそれに応えないといけないという必死さがある」とコメントしました。
音喜多氏「ポジションに固執せず、どんどん自分のミッションが終わったら下につないでいくということは必要だろうと思います」
以前、足立氏とちょっとしたトラブルになったことがある音喜多氏。
MC鈴木邦和「Twitterのブロックは当然解除されてます?」
音喜多氏「解除されてます!」
過去の件について音喜多氏は「政策論争がヒートアップすることは往々にしてある」とコメント。今国会では原発関連法案の修正案とりまとめなど、協力して仕事にあたっていることを強調しました。
音喜多氏「外野からは色々言われますけれど、適材適所で活躍していただいていると思います」
ここで話は音喜多氏が務める政調会長の業務に。
音喜多氏によると、党内の意見を取りまとめる調整能力と、政策を正しくかつ優れたものであることを発信する対外発信能力が政調会長に必要なものとのことです。
一方で優れた政策を立案するには足立氏のような専門性を持っている議員の鋭い意見も不可欠とし、それぞれが役割分担することの重要性に言及しました。
政策立案と言えば、次の衆院選に向けてマニフェストの作成も政調会長の重要な業務です。
解散総選挙は最短で広島サミットの直後とも言われており、可能性は低いものの「1%でも可能性があれば作らないといけない」と音喜多氏。すでに党内の意見集約をスタートしており、これから2週間で形にしなければならず「今一番頭が痛い」と本音を吐露しました。
音喜多氏が考える政調会長に必要なスキルとは?
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