YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。
2023年4月12日に公開された動画のテーマは……保守分裂&維新参戦!現場では何が起こっていた?畠山理仁の奈良県知事選挙ルポ!②
ゲストにフリージャーナリストの畠山理仁氏をお招きし、奈良県知事選挙について現地取材した際の写真を交えつつ語っていただきました。
候補者と直接会話することの魅力とは?
【関連】畠山理仁氏の奈良県知事選挙ルポ!維新参戦と保守分裂の現場を語る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
【このトピックのポイント】
・歌ネタを使った選挙運動は強い
・候補者と直接話すと意外な一面を知れる
・会社を辞めずに有給休暇を使って立候補できた候補者も
主張内容が書かれたパネルを使用し、精力的に選挙運動を展開した共産党推薦の尾口五三氏。
高校進学とともに生活保護を打ち切られ苦労した自身の経験を踏まえ、住民が苦しいなかでも悩むことなく教育を受けられる県政に取り組みたいと訴えていたとのことです。
現職の荒井氏が推進するリニア新駅誘致について尾口氏は「大型の開発よりももっと人に使いたい」と主張しました。
畠山氏が興味をひかれたのは尾口氏が作った自身のテーマソング。
畠山氏「歌ネタっていうのは強いなと思いましたね」
MC千葉佳織「時々ありますよね」
尾口氏のトレードマークである口ひげを全面に押し出した「口ひげおじさんの歌」を演説終了後に歌うのが定番化しており、畠山氏が声をかけると「CDを出してミリオンセラーを狙おうかな」と語ったそうです。
畠山氏「直接話しかけると候補者のキャラクターが非常によくわかります」「皆さん意外な一面もわかって面白いですね」
荒井正吾氏が休憩のために立ち寄った場所で畠山氏は取材に成功。「現職は話しかけにくいのでは」と感じていたのですが、取材すると分裂選挙、そしてリニア新駅についてしっかり語ったとのことです。
荒井氏はリニア新駅を奈良市に誘致することに情熱を注いでおり「奈良市にリニアの駅が来ることを決めたら辞めてもいい」と語りました。
また、その場所には3人ほど支援者がおり、短い滞在予定にも関わらず10分から20分ほど会話。同行したスタッフは時間を気にしていたようですが、荒井氏自身は有権者とじっくり話ができる数少ない機会を大切にしたいという思いがあったようです。
次の演説会場では120人ほどが集まり、荒井氏はとつとつと語るように演説を展開。その様子に畠山氏は「対話集会の方が荒井さんのやりたいことは伝わったんじゃないかという感じではありました」とコメントしました。
西口伸子氏への取材は本人の自宅でのこと。「奈良の行政をITでもっと効率化したい」とのことで選挙活動もSNSを活用したものでした。
Facebookでは挨拶や意見表明に取り組んでいたものの、Instagramは操作がうまくいかなかったのか非公開に。畠山氏は最後まで内容を確認することができませんでした。
公選はがきの送付やポスターの貼付など精力的に取り組んでおり、畠山氏が奈良県内を回った際には候補者全員のポスターが揃った掲示板が比較的多く見られたとのこと。「ちょっと意外な気もしました」とコメントしました。
羽多野貴至氏が立候補を決意したのは選挙が告示された日の朝でした。
ニュースで候補者の名前を見て「この人たちのいずれの人が知事になっても奈良県は大変なことになる」と感じ、選挙管理委員会に向かったとのことです。
ただ、選挙に立候補するには多くの書類を準備する必要があります。選挙管理委員会でその説明を受けた羽多野氏は逆に火がつき、諸々の手続きを一気に終わらせ立候補に至りました。
会社員である羽多野氏は選挙期間中は有給休暇を取得。会社からは「どうしてもっと早く言ってくれなかったのか」と言われたそうです。
突貫で立候補した羽多野氏でしたが、街頭演説やポスターの貼付、YouTubeを使った最後の訴えを行うなどしっかりと選挙活動に取り組むことができた様子。短い期間でも選挙はできるということ、会社を辞めることなく有給休暇で選挙に臨めるということを身をもって示した候補でした。
畠山氏「選挙に出てよかったですとおっしゃっていて、素晴らしいなと思いましたね」
畠山氏が感じた現職のイメージとリアルのギャップとは?
選挙ドットコムちゃんねるは毎週月曜日は21時から生放送、火曜日~土曜日は18時に公開!
ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!
この記事をシェアする
選挙ドットコムの最新記事をお届けします
My選挙
あなたの選挙区はどこですか? 会員登録をしてもっと楽しく、便利に。
話題のキーワード