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愛知県知事選挙に立候補 大村秀章(おおむら・ひであき)氏の経歴・政策まとめ

2023/1/27

選挙ドットコム編集部

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任期満了に伴う愛知県知事選挙が1月19日告示、2月5日投開票の日程で実施されています。今回の愛知県知事選挙には届け出順に無所属新人の安江朗氏(55)、無所属新人の末永啓氏(37)、政治団体「起きる会。」新人の山下俊輔氏(60)、無所属新人の上原俊介氏(46)、共産党が推薦し社民党が支持する無所属新人の尾形慶子氏(65)、自民党愛知県連・立憲民主党・公明党・国民民主党が推薦する無所属現職の大村秀章氏(62)の6名が立候補しました。本記事では無所属現職の大村秀章氏についてご紹介します。

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愛知県碧南市生まれ、東京大学卒業。農林水産省を経て、衆議院議員を5期連続で、愛知県知事を3期連続で務める。

大村氏は1960年愛知県碧南市生まれ、東京大学法学部卒業。農林水産省に入省し、徳島市部長、農協課、企画課課長補佐(総括)を歴任しました。

1996年の衆議院総選挙に初当選、以降5期連続当選しました。経済産業大臣政務官、内閣府大臣政務官、内閣府副大臣(経済財政政策、地方分権改革、金融、多重債務者対策、再チャレンジ担当)、厚生労働副大臣等を歴任。

2011年の愛知県知事選挙に初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目を目指しての立候補となります。

大村氏が掲げる政策とは

大村氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

新型コロナウイルス感染症を克服!!
・新型コロナウイルスの感染状況に応じた医療提供・検査体制の確保。
・ワクチン接種体制の整備。
・将来の新興感染症感染拡大に備えた体制確保。
・政府の経済対策に呼応、新型コロナウイルス感染症や物価高騰等の影響を受ける県民生活、事業活動への支援。

政策の柱

○「ジブリパークのある愛知」の魅力発信!
・2005愛知万博の理念「自然の叡智」~人、いきもの、地球に対する愛を継承し、ジブリ作品の世界観を表現した唯一無二の公園施設として、国内外に魅力を発信。
・国内外で愛されてきたスタジオジブリ作品を、将来にわたって伝え残していく。
・2023年度2期オープン(もののけの里、魔女の谷)、愛・地球博記念公園の更なる魅力向上。開業効果波及。
・万博の理念と成果と未来に継承する20周年記念事業の実施。

○「リニア大交流圏」の形成
□社会基盤の整備
・空港・港湾・鉄道・道路のネットワーク強化。
・高速道路網等の整備促進。新東名高速道路の6車線化、三遠南信自動車道、名古屋環状2号線、名豊道路、西知多道路、名岐道路、浜松湖西豊橋道路、一宮西港道路、名古屋三河道路、名浜道路等。 ほか

□交通・航空対策の推進
・リニア中央新幹線の整備促進と名古屋駅のスーパーターミナル化。40分交通圏の拡大、名古屋駅と豊田市駅間の速達化、中部国際航空アクセスの向上。

□住みやすさ日本一あいちの発信

○「産業首都あいち」
・国際展示場「Aichi Sky Expo」の活用、国際的なMICE誘致、新たな産業展示会の創出。欧州最大級の「グローバルインダストリー」日本版支援(2024年)。
・スタートアップ・エコシステムの形成:国内最大級の支援拠点「STATION Ai」整備(2024年10月オープン)、「PRE-STATHION Ai」による切れ目のない支援、スタートアップの創出・育成、オープン・イノベーション促進(A-idea)、海外エコシステムとの連携、ファンド等による資金調達支援。産業偉人展示施設。農業イノベーション・スポーツイノベーション推進。
・「あいち自動車産業アクションプラン」(2021-2025年)による世界一の集積・自動車産業のイノベーション、CASE・MaaSへの対応。次世代自動車に必要な拠点整備。自動運転、FCV始め次世代自動車の世界一の拠点化(開発・生産・普及)。 ほか

○農林水産業の振興
・水田の大区画化や水利施設老朽化対策、農道・林道、干潟・浅場、魚礁漁場、漁港など生産基盤の整備推進。
・「あいち型産地パワーアップ事業」等を活用した産地における生産力の強化。
・スマート農業・林業の推進。 ほか

○「すべての人が輝くあいち」

□教育立県あいち、人財創造あいち
・愛知らしい併設型中高一貫校の設置。
・少人数学級・少人数指導等による確かな学力の育成。ICT教育の充実、授業改善によるアクティブ・ラーニングの推進。 ほか

□女性の活躍促進
・働く場における女性の定着と活躍の場の拡大。
・「あいち女性輝きカンパニー」の認証などを通じた、女性の活躍に向けた企業等の意識改革の促進や取組への支援。女性の起業支援等を通じた産業振興・雇用促進・再就職の支援。 ほか

□子ども・子育て支援
・「日本一子育てしやすいあいち」の実現をめざした、総合的支援施策の推進。
・ヤングケアラー支援の充実。 ほか

□医療
・救急医療体制の強化。医師・看護師の確保。地域医療の充実強化。
・新ドクターヘリ配備による2機運航体制(3次救急医療・災害医療強化)。 ほか

□健康長寿
・AI・ICTを活用した高齢者の支援、福祉提供体制強化。
・愛知県認知症施策推進条例に基づく総合的かつ計画的な認知症施策の推進、「あいちオレンジタウン構想」の全県展開・「認知症に理解の深いまちづくり」推進、認知症医療提供体制の強化、国立長寿医療研究センターとの連携。 ほか

□障害者福祉・支援、ノーマライゼーション推進
・特別支援教育の充実。新たな特別支援学校や分教室の設置、看護師の拡充、スクールバスの整備、外部専門人材の活用等。
・「障害者福祉減税基金」を活用した民間の重症心身障害児者の施設整備支援。 ほか

□産業人材・雇用
・産業人材の育成。「技能五輪国際大会」の招致。「技能五輪・アビリンピック」の連続開催(Aichi Sky Expo)。
・産学行政の連携によるデジタル人材の育成・確保。 ほか

□人権施策の推進
・愛知県人権尊重の社会づくり条例(2022年3月制定、4月施行)の推進を始め、人格と個性を尊重しあいながら支え合い、多様性を認め合う、だれ一人取り残されることのない社会づくりの推進。

○観光あいち・魅力発信

□観光都市あいち
・新たな「あいち観光戦略」策定。
・2025年新体育館(愛知国際アリーナ)開館、2026年アジア競技大会・アジアパラ競技大会、2027年度リニア中央新幹線開業等をターゲットとした誘客やイベント等(2025年ツーリズムEXPOジャパンなど)の誘致・開催。 ほか

□あいちの魅力発信
・「なごやめし」の戦略的PR。名古屋コーチン、抹茶、小麦「きぬあかり」などあいちの農林水産物のブランド力強化と需要拡大。
・大高緑地始め県営公園へのPARK-PFIなどの民間活力の活用による魅力向上。

○文化・スポーツの振興

□文化・芸術都市あいち
・国際芸術祭の開催と発信力の強化。
・愛知芸術文化センターの芸術創造・発信機能の一層の強化と愛知県陶磁美術館の活性化 ほか

□スポーツ王国あいち
・新体育館(愛知国際アリーナ)の整備(2025年夏)~アジア最大級のスマートアリーナを活用した国際的なスポーツ、エンタメ、イベントの誘致~。
・第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会の開催(2026年)地元アスリート育成。 ほか

○あいちのグローバル展開
・「あいち国際ビジネス支援センター」「海外産業情報センター」(上海、バンコク)及び「サポートデスク」(蘇州、ハノイ、ニューデリー、ジャカルタ)を活用した県内企業の海外展開の支援。
・友好・協力関係にある国・地域・機関との交流の推進(アメリカ、中国・アジア、フランス・ドイツ・ベルギー・イスラエル等)、特に関係を深めることが望まれる国・地域・機関を対象とした新たなパートナーシップの構築。
・グローバル人材の育成・獲得。 ほか

○安全・安心なあいち

□防災
・災害時の市町村への支援体制強化、市町村域を超える広域的支援体制の強化。
・基幹的広域防災拠点の整備(2025年度)。ゼロメートル地帯における広域的な防災拠点の整備促進。 ほか

□交通安全
・歩道等の整備や通学路の安全対策など、安全な道路交通環境の整備。
・高齢者等に対する交通安全教育などの充実。

□防犯対策
・警察署の建て替え等による警察力の強化。交番の建て替えの計画的な推進。
・子ども・女性・高齢者等の防犯対策の充実。地域防犯力の更なる向上。 ほか

□消費者の安心
・「愛知県消費生活総合センター」を拠点とした市町村との連携による地域全体での相談体制の強化。
・悪徳商法や多重債務への対策強化。 ほか

○「環境首都あいち」

□地球温暖化対策の推進
・再生可能エネルギー(太陽光・風力・小水力・バイオマス等)の促進。
・あいちカーボンニュートラル戦略会議による民間アイデアの募集選定、優れたアイデアを具体化・実践(矢作川カーボンニュートラルプロジェクト、「街区全体で統一的に木造・木質化を図るまちづくり」プロジェクト)。 ほか

□循環型社会形成の推進、生物多様性の保全、環境首都あいちの基盤づくり
・循環型社会の形成に向けた更なる取り組みの推進(3Rの高度化、サーキュラーエコノミー型ビジネスの活性化)。
・マイクロプラスチック、食品ロス対策。 ほか

地方分権・行財政改革
・自立した持続可能な中京大都市圏の実現と分権型社会の構築。全国知事会、中部圏知事会、名古屋市との連携・機能強化。
・国から県への権限・財源の譲渡。県から市町村への権限移譲。
・特区・規制改革について愛知らしさを生かした国への提案強化と実現。 ほか

○東三河の振興
・東三河県庁を軸とした連携の強化と「東三河振興ビジョン2030」の推進。
・三遠南信連携の推進。
・STATION Aiパートナー拠点「東三河スタートアップ推進協議会」を中心とした産業イノベーションの創出、次世代産業の育成・振興。 ほか


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