選挙ドットコムは7月10日に投開票が行われる参院選に関連して、YouTubeにて「各党キーパーソンとライブチャット」企画を実施しています。
7月5日に実施された第10回のキーパーソンは立憲民主党・後藤祐一役員室長。MC鈴木とゲスト千葉佳織さん、選挙ドットコムTwitterの質問箱、そして生放送中のチャット欄から質問を後藤氏にぶつけました!
気になる質問と回答の一部をこちらで公開いたします。
立憲民主党・後藤祐一役員室長(以下、後藤氏):
1番は風通しがよくなったということじゃないですかね。
枝野代表は創設者ということもあり、トップダウンの運営でした。
泉さんが代表になってからは、いろんな意見がいろんな形で代表のもとに入り、調整しながら決める。調整をきちっとなされるという意味でも変わってきているのでは。
また、執行役員が男女半々になりました。代表選の公約に掲げていたことを本当にやったんですね。これによって役員会とかの議論が活発になりました。
参院選でも候補者を男女半々にすると言って、結果は51%が女性です。有言実行です。実際に国民は女性のほうがちょっと多いので、それにぴったり合っているなと。
国民の声をしっかりと反映していきたいなと思います。
後藤氏:
立憲民主党神奈川県連でも、党本部でも、2人という方針でここまできました。
もっとすごく早い段階で最初から1人にすると決めていればできたかもしれません。ですが、1度2人公認してしまうとよほどでない限り絞ることは現実に難しかった。
両候補、両選対、力の限り尽くしています。どちらかを応援しちゃいけないとかもありません。
ただ、党本部の役員がどっちに行く、とかの調整はされるということになりました。
後藤氏:
短期的には国債でやるしかないと思いますが、我々は主要政党の中で唯一「ここは上げる」という増税策を示しています。
例えば、所得税は最高税率を引き上げるなど累進性を強化する、融所得課税は当面は累進税率、中長期的には総合課税等です。
そしてずっと消費税を下げるとは言っていません。全てのものの価格を下げるには消費税しかないので、時限的に消費税を下げるやりかたが効くのではないかと考えています。
後藤氏:
自民党に代わる政権を担える党だということだと思います。
この先自分たちが与党になったらこうやるということを、責任感を持って出していっています。
安全保障についても、2倍にしろっていうのはおかしいと思いますけど、防衛費自体が上がるってことは有り得ることだと思いますよ。
財政についても中長期的には増税も含めて責任を持ってやっています。
後藤氏:
肩に力が入りすぎていたかもしれませんね。
政権交代したら経験値がありますので、このへんからは任せるんだということはわかっているメンバーが多いです。
後藤氏:
中長期的、構造的な面で言うと、改革政党であるという認知がまだそこまでされていない。
地道にやるのも大事ですが、伝え方も大事ですね。
少子化が話題になっていますが、立憲民主党には夢のような法案があるんです。
少子化って結婚する人が減っちゃってるから起こってますよね。
なぜ結婚しないかというと、お金がないからです。
なぜお金がないのかというと、正社員になりたいのになれない人が多いから。
中小企業の社長さんに正社員雇ってくださいって言いに行ったら「社会保険料が高い」と。
ですので会社が正社員を雇ったら社会保険料を半分出しますって法案を私たちがやっていて。
今の制度では法人税を安くしますというのがあります。けれど赤字でしたら法人税はゼロですのでインセンティブはありません。
社会保険料は赤字だろうが払わないといけない。そこの固定費に国から補助を出そうと。
計算してみると、10年くらいでペイする計算です。
このような取り組みがいまひとつ伝わっていないですね。
後藤氏:
新潟。山梨。そして神奈川でしょうかね。
後藤氏:
各党の政策をホームページなどでチェックしてみてください。
よく見てみるとこうなってるとか、関心ある政策とか、冷静にそこを比較してみてこれがいいって党を選んでほしい。
ひとりひとりの候補者もそういうのを出してると思うんで。ネットで調べればすぐ出ますから。
現職の場合は実績のある人かチェックするといいですね。候補者のホームページなどを見て、具体的なことが書いてあるかどうか。
ふわっと「子どものために頑張ります」とか、そういうのはダメなんですよ。
具体的なことをちゃんと言っている候補者を通したほうがよくやってくれると思いますよ。
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