1月24日投開票の山形県知事選挙には届け出順に無所属新人で自民・公明が推薦する元県議会議員の大内理加氏、無所属現職の吉村美栄子氏の2名が立候補しています。候補者情報はこちらから>>
こんにちは、自称日本一意識低い政治ライターのひがし(@misuzu_higashi)です。 新年明けましてぼちぼち地方選も始まっておりますが、今回は1月24日投開票の山形県知事選挙に注目してみようと思います。山形県は吉村美栄子さんという女性知事が3期連続知事を務めている珍しい県なのですが、今回の選挙は自公推薦の女性候補、大内理加さんが参戦!全国初となる女性同士の知事選なんです。それでは、コロナ禍選挙のリアルも絡めながら山形県知事選挙をゆるウォッチしていきましょう~。
首長選ってほとんどの候補者が無所属表記をしているので分かりにくいのですが、今回の候補者2名のバックにも与野党の県本部・組織がいます。 新人の大内理加氏は自民党・公明党の推薦。迎えうつ現職の吉村美栄子氏は立憲民主党・共産党・国民民主党・社民党の県組織が自主的に応援(推薦はしていないようです)。 女性同士!という面にばかり目がいきがちですが、意外とがっつり与野党対決ですね。
大内氏は政治家一家の三代目。昨年まで13年もの間山形県議員を務め、満を持して県知事選に立候補!この選挙を「山形を変える選挙」と訴え、ネットを駆使して選挙活動を行っています。吉村氏がアカウントを持っていないTwitter、Instagram、LINEも駆使しているようです。政策では特に人口減少対策と国、市町村との連携を推しているそう。
ご指摘ありがとうございます
— 大内りか@山形県知事選挙 候補者 (@rika_oouchi) January 16, 2021
私は11月に
公約を発表させていだきました
たしか12月下旬だったと思いますが
現職が
公約を発表されました
とても似通った内容でした…
私が訴えさせていただいているのは
・人口減少対策
・国、市町村との連携
ですm(__)m
双方向コミュニケーションがどうしても少なくなるこのご時世。大内氏はTwitterユーザーともリプライを送りあっており、指摘に丁寧な説明をする一面もありました。
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インスタでは「密」にならない集会や除菌・マスクといったコロナ対策もアピール。
吉村氏は平成21年の初当選から3期連続で山形県知事を務めており、今回当選すれば4期目。「ささにしき」以来の山形のスーパーヒット米「つや姫」のブランディングにも携わったとか。つや姫がどれくらいブランドとして強くなってしまっているかというと、現在山形県が頑張って推している「雪若丸」というブランド米がやや地味になってしまうくらい……。 今回の選挙のスローガンはコロナ克服、山形県経済の再生。 コロナ禍選挙ではTwitterアカウントは持たず、得意なYouTubeとfacebookで勝負。47分にわたるロングバージョンの演説もYouTubeにアップして、有権者がしっかりアクセスできるようにしてあります。
マイクの前ではマスクは外していますが、アクリル板を設置してコロナ対策をしています。あ、あとは再生数……!山形県の人たち、もう少し興味を持ってほしい……!!
12年前の選挙では現職に約1万票という僅差で勝利した吉村氏。今回も再選なるか!?
全国初の女性同士の知事選となった山形県知事選、実は今まで無投票選挙が続いてしまっていたので12年ぶりの選挙でもあるんです。 コロナが……と心配する気持ちもとっても分かりますが、期日前投票など密にならない投票方法もあります。ぜひ山形県民の皆様は愛する山形の未来に清き一票を、お願いします!
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