アニメ・マンガ・ゲームなどの「表現の自由」を守る政治活動でよく知られている参議院議員の山田太郎さん。
実は、学生時代から世界60か国以上を渡り歩いてきた海外旅行の達人であり、行く先々でなぜか必ずと言っていいほど事件や事故が起こる引きの強さを持ちながらも命拾いしてきた「最強のサバイバー」でもあります。
そんな山田議員に数々の「世界旅行事件簿」エピソードを伺いました!
(↑山田太郎・参議院議員公式ページより)
選挙ドットコム編集部(以下、「選コム」):これまでに60か国以上の海外旅行に行かれたとのことですが、まずは、この図にあるバハマで飛行機のエンジンが炎上、というのはどのような状況だったのですか?
山田太郎・参議院議員(以下、「山田氏」):飛行機に乗っていたら、エンジンから火が噴いて、それが客室から見えるわけね。機内は電気が消えて真っ暗になって、そうなるともう、乗客みんなパニック状態。
機体からシューターで降りるわけだけども、通路もパニックになった人たちで大混雑だし、座席の上を乗り越えて、みんな我さきにとシューターのほうになだれ込む。いざ降りる番になると、けっこう怖いのね。急斜面だし。でも後ろから押されて、ダダダっと歩くようにして落ちました。
選コム:うわー。暗い中でのそれは、恐怖でしかないですね‥。よくぞご無事で。あと、エジプトで特急が脱線、というのも気になります。
山田氏:エジプトのナイル特急に乗っていて、乗っていたのとは別の車両が脱線したの。あれ、脱線すると電車って急に止まるのね。体がふっ飛んだよ。それでも脱線した車両に乗っていなかったから命は助かった。
電車はもう動かないから、線路から歩いて幹線道路に出て、そこでヒッチハイクして、カイロまで戻りました。
選コム:それにしてもよく事故に遭いますね。
山田氏:ネパールではバスががけから転落したし、インドではオートリクシャに乗っていて正面衝突して、空飛んだ。アラスカでは、飛行機に乗っていたらエアポケット入って、食器が空飛んで頭から食事かぶったこともある。
あ、飛行機だとあとは、ハワイに行くときに飛行機に雷が落ちたことあるな。ドーン!って、ものすごい衝撃だよ。飛行機には機体の先のほうに避雷針が付いていて、雷が落ちても大丈夫なんだよね。
選コム:え!雷直撃しても大丈夫なんですね!飛行機ってすごい。
山田氏:あとは、フランスで車で正面衝突したりとか。日本じゃありえない道の構造で、逆走しちゃった。車だと、これまでに4回正面衝突してる。
選コム:ひゃー!本当に、よく生きてここにいらっしゃいますね。
山田氏:運がいいよね。
選コム:あ、これを運がいいと捉えていらっしゃる(笑)
山田氏:でも誰かと一緒に旅行に行くと、巻き込んじゃうから申し訳ないんだけどね。議員になってから、視察で行ったカンボジアでもホテルが火事になって隣の部屋が焼け落ちた。
選コム:ニカラグアで内戦に巻き込まれた、というのはどのような状況でしたか?
山田氏:あれは1980年代かな、ご飯を食べていたらパンパンと外で音がして、銃を持った人がたくさんいて‥。最初は花火かな?お祭りかな?とか思ったんだけどね。現地にいると何が起きているのか分からないから。事態を把握して、出国しようとして空港に向かったら、空港が閉鎖されていた。仕方なくタクシーでコスタリカに抜けて助かりました。
あと90年代始めにエジプト・ルクソールの神殿で日本人の新婚旅行夫婦を含む観光客全員銃殺された事件があって、その神殿には1日違いで行っていたとか‥。
選コム:事件、事故に巻き込まれる確率も高いけど、スレスレで助かる率もものすごいですね。不思議……。ところで、旅に必携の持ち物などはありますか?
山田氏:醤油かな。脂っこいくさい食事がどうしても慣れなくて。食事が合わないときはとりあえず食材に醤油をかけて食べます。
選コム:次に行ってみたい国はどこですか?
山田氏:アフリカはあまり行っていないのでアフリカに行きたいな。あと北朝鮮とか。北朝鮮は猪木さんが行ったときに一緒に行っているけど、ピョンヤンのあるホテルなんかは本当にお客さんがいないハリボテだったんだよね。現地の人の実際の生活は見たことない。
ただ、高速道路が通行止めになって、ハリボテじゃない本当に人が住んでいる集落の道を通ったことがあって、集落にいる豚とかの家畜はまるまるとしていた。本当に貧しいところは家畜もガリガリでしょ。国内そこら中に検問所はあるし、立ち寄っていいお店の店員さんも、絶世の美女が用意されていたりして、全部がその場だけの嘘なんだよね。
あとは、議員の仕事で疲れているから、ベネチアやスイスでゆったりしたいかな。
選コム:まだまだ事件簿は尽きなそうですが、今日は貴重なお時間をありがとうございました!
山田太郎・参議院議員の政策などもっと知りたい方は山田議員のオフィシャルサイトをご覧ください。
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