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政治と学生の架け橋!学生部ってどんな人たち?~共産党編~

2020/4/28

NO YOUTH NO JAPAN

NO YOUTH NO JAPAN

こんにちは、NO YOUTH NO JAPANです!私たちは、U30世代の投票率を上げることを目指して、昨年7月の参院選でインスタグラムを中心にU30世代へ投票を呼びかけたことから活動を始めた団体です。

私たちが考える若者の政治参加の方法は、投票に行くことだけではありません。若者の政治参加の役割を担う組織の1つとして、政党の学生部があります。日本ではあまり聞き馴染みのない政党の学生部ですが、

「いったい何をしているのか?」
「どんな人が活動をしているのか?」
「若者の政治参加についてどう感じているのか?」

など、知られざる学生部の謎を紐解いていきます。政治家と若者の間に立っている存在とも言える彼らは、私たちとはまた違う新しい角度から政治参加について考えていました。

今回は、日本共産党の学生部にあたる大学支部で活動をしている美崎加奈さん(仮名)にお話を聞いていきます。(※日本共産党は町村ごとの地域、職場や大学のようなコミュニティごとに支部があるそうです)

(編集部注:本インタビューは新型コロナウイルス流行前に行っております)

インタビュアー:NO YOUTH NO JAPANメンバー 田中舞子・ミュラー/選挙ドットコム編集部

政党学生部インタビュー【共産党編】>>

政党学生部インタビュー【公明党編】>>

週に一度の集まりでは学生と政治家の距離が近い

NO YOUTH NO JAPAN 田中(以下、田中):共産党の学生支部では、普段どのような活動をしているのですか?
日本共産党の大学支部 美崎さん(仮名)(以下、美崎:主に週に一回、同じ大学や地域の学生同士で集まって日頃の悩みや疑問などを話し合う集まりをしています。気になった新聞記事や日常生活での疑問など、身近なことまで話せるアットホームな集まりなんです。また、議員の方に講演をしていただく機会もあります。

ちなみに週に一度の集まりには、その地域を担当する市議会議員が参加しているのだとか!直接議員さんと話をすることができ、学生と政治家の距離の近さが特徴的ですね。

もともと政治にはまったく興味がなかった!関わるきっかけは…

田中:学生支部の活動に参加しようと思ったきっかけは何ですか?
美崎実はもともと政治には全く興味がありませんでした!きっかけとなったのは、地元で行われた市長・市議会選挙です。当時の選挙では、特に市民生活の利用料の値上げが争点となっており、自分にとってすごく身近な問題だと気づきました。
また、政治に詳しい友達の存在も大きかったです。その子も周りに政治について話せる人がいなかったみたいで(笑)候補者の意見や政策の違いを教えてもらううちに、政治に興味を持ち始めました。

田中:友達の影響って大きいですよね!学生部に入るにあたり、共産党を選んだ理由はありますか?
美崎:選挙の時に街頭演説を聞いたり公約を調べたりする中で、共産党は市民に寄り添っているなと感じました。また、学生の奨学金問題が身近に感じられ、その問題に対する取り組みの姿勢にも共感できました。議員さんに相談したところ、入党の推薦をいただけたので活動に参加しました。

田中:実際に学生部に入って、想像と違ったことはありましたか?
美崎:正直、どの政党があるか、どんな公約を掲げてるかも知らない状態だったのでイメージはあまりなかったです(笑)ただ、「政治=(世の中から)切り離されているもの」「政治家=堅苦しくて難しい人」というイメージはありましたね。しかし、実際の活動を通して、本当に市民に寄り添っている政治家がいるんだと知ることができました。

田中:やはり実際に交流してみることが大事なんですね!学生部の活動以外では、どんな学生生活を?
美崎:ほとんどアルバイトです!現在、社会福祉学部に通っているので周りの友達と政治絡みの話をすることもあります。福祉って政治にかなり関わってくる問題がたくさんあるんですよ。

「政治に無関心」から自分が伝える立場へ

田中:確かに、そうですね。学生部の活動に対して、何か周囲の人から反応はありますか?
美崎:活動について話すことはないですが、昨年夏の参議院選挙の時は政党や公約について私が話していると「選挙については、この人に聞けばわかる」という認識をしてくれたみたいです(笑)活動についても、きっと応援してくれていると思います。

田中:今度は、政治について伝える立場になったんですね!(笑)
日本では若者の投票率がとても低い(第25回参議院選挙で20〜24歳の投票率は28.2% )のですが、どう感じていますか?
美崎政治が自分のためにある、と思えたら積極的に動く人が増えるのではないかと思います。学費や消費税など自分の身近な困りごとが政治に関わってくると実感できたらいのではないかと。

田中:多くの若者からすると政治参加ってまだまだハードルの高いものだと思います。政治へのアクセスをより簡単にするにはどうすればいいのでしょう?
美崎:私は、伝わり方が難しいのではないかと感じています。興味のない人にも伝わるような方法で、主張するだけではなく一人一人の関心に合わせて伝えることが大事だと思います。
ずっと同じニュースが報じられていると、始まったきっかけや問題の根本がわからなくなっている気がして。それで難しいからって脱落しちゃう人が多いと思うんです。政治のニュースを時系列で振り返るものとかがあると面白いかもしれません。今はココを議論中!みたいな(笑)

学生支部での経験が進路選びにも

田中:確かに最近の政治ニュースでも、結局何の話だったのかよくわからなくなっているものって多いですよね。面白いアイデアありがとうございます!
私たちがお会いした学生部の方の中では政治家を目指している方も多いのですが、将来は何をしたいですか?

美崎:今後は大学院に進み、生活保護制度に関する研究をしたいと考えています。将来は、行政の生活保護のケースワーカーになりたいです。

NO YOUTH NO JAPANミュラー(以下、ミュラー):生活保護のケースワーカーという仕事に興味を持ったきっかけは何かありましたか?
美崎:貧困や生活保護は、広く問題が点在していてよく理解できていませんでした。しかし、学生部の活動として民青同盟(※)が主催している街頭生活労働相談に参加したのですが、一緒に保護の申請に行かせていただいた時にその実態を知ることができました。
生活保護は、憲法25条を具体化させたものなのに権利として根付いていないと感じます。このような問題について大学院でも研究を続けたいです。

(※民青同盟―日本共産党を相談相手とした青年団体)

ミュラー:学生部の活動に参加していなければ、経験できなかったことですね。

田中:最後に学生の方にメッセージをお願いします!
美崎:週に一度の支部会は、何でも話せる場で疑問に思ったことを一緒に考えていける場所です。難しく考えず、何か一つでも自分の関心を見つけてくれればと思います!

関心がなかった側から関心のある側へ

全く政治に興味がなかったという立場だからこそ、政治に対して違った見方をしていることが興味深かったです。自分の関心から政治を見ていくと、より身近に感じられる人が多いと思います。これからも若者が政治にアプローチしやすい雰囲気を作っていきたいですね!

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