6月11日、自民党の竹下亘総務会長は自らの過去の失言に関して、自分の欠点は「口が軽い」ことと述べた上で「あまり軽口を言わんようにホッチキスで口を止めて」と述べました。竹下氏は昨年9月に、北朝鮮の弾道ミサイルに関して「島根に落ちても何の意味もない」と発言したことで批判を受けていました。
竹下亘氏は1946年11月03日、島根県の生まれで現在71歳です。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに入局します。その後、兄である竹下登元総理大臣の秘書となり、2000年の第42回衆院選で初当選し、現在まで7回の当選を果たしています。
これまで、環境大臣政務官、財務副大臣、自民党組織運動本部長、復興大臣、衆議院予算委員長、自民党国会対策委員長、自民党総務会長などの要職を歴任しました。
竹下氏は自身のHPに「ふるさと創生」をキャッチコピーとして掲げ、具体的には、
地域資源を生かし、魅力あふれる「地方の再生」
「安全・安心」な災害に強い国づくり
「幸せ」「笑顔」をもたらす社会保障の充実
「教育の充実」
「農林水産業の振興」
「環境保全対策の推進」
「高速道路整備の推進」
をあげています。
竹下氏は2017年9月の広島市内での党広島県連の会合において、北朝鮮の弾道ミサイル発射計画に関して「広島はまだ人口がいるが、(ミサイルが)島根に落ちても何の意味もねえな、という思いを持っていた」と発言し、批判を受けました。
このほか、2017年11月には宮中晩餐会に関して「(国賓の)パートナーが同性だった場合、私は(晩餐会への出席には)反対だ」と発言。後日、同性カップルの権利保障を求める団体から発言の撤回と謝罪を求められました。これに対しては「反省している。言わなきゃ良かった」と述べています。
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