4月8日に告示された富岡市長選は、自民党と公明党が推薦する現職の岩井賢太郎氏(76)、新人の榎本義法氏(49)の無所属2名が立候補しました。投開票はあす4月15日です。
今回は現市政への評価、観光振興政策、安心して暮らせるまちづくり政策などが争点と考えられます。
3選を目指す岩井氏は、『確かな信頼と実績で更なるステージへ 「守る」「育てる」「つなぐ」 ~幸せ実感都市「とみおか」を目指して~』をキャッチフレーズに以下の政策を掲げました。
Ⅰ 守る・・・市民の安全と生活を守ります。
健康・福祉 子どもからお年寄りまですべての市民の生活を守ります。
環境・安全 安全・安心を第一に市民の暮らしを守ります。
Ⅱ 育てる・・・「人」と「地域」を育てます。
教育・文化 地域に誇りを持ち、世界とつながり合う人を育てます。
市民協働・行政運営 みんなで支え合い、みんなで創る協働のまちを育てます。
Ⅲ つなぐ・・・「人」「想い」「信頼」を次の世代へつなげます。
産業・経済 世界に誇る地域資源を次の世代へつなげます。
都市基盤 人にやさしく、だれもが快適に暮せるまちを次の世代へつなげます。
岩井氏は「2014年の公約であった8項目のマニフェストはおおむね達成した」と自らを評価。市の未来像の実現は道半ばとして、「市の未来を切り開くために引き続き市長としての責任を果たしたい」と出馬の理由を語りました。
岩井氏は富岡市生まれ、群馬県立富岡高等学校卒業。1983年に群馬県議選に当選、以後6期連続当選を果たしました。群馬県監査委員、自民党群馬県支部連合会政調会長、群馬県議会副議長、自民党群馬県支部連合会幹事長を歴任しました。2006年に富岡市長選に初当選、2010年は同選挙で落選しましたが、2014年には再び当選し市長に返り咲きました。
榎本氏は「住みたいまちナンバーワン・富岡」をキャッチコピーに掲げ、以下の政策を訴えています。
・すべての市民の目が輝く市政にチャレンジ!
・まちの魅力・財産をフルに活かした市政にチャレンジ!
・すべての市民の安全安心を守り抜く市政にチャレンジ!
・富岡ブランドのトップセールスで魅力あふれる街づくりにチャレンジ!
・ひときわ輝く街・富岡にチャレンジ!
また喫緊の重要課題として、
・妊産婦や子ども、高齢者の健康維持、増進拠点となる総合福祉センター【仮称】の早期設置
・富岡総合病院のあり方を再検討
・中高瀬観音山遺跡と道の駅整備については、検討委員会を立ち上げ再議論
の3点を挙げ、今回の選挙の争点と訴えています。
榎本氏は東京経済大学経営学部卒業。1991年に株式会社太陽神戸三井銀行に入行。1994年に退社、学校法人榎本学園七日市幼稚園・金剛院に就職しました。比叡山延暦寺行院に入り僧侶となり、七日市幼稚園園長を歴任。2004年には榎本学園学童クラブを開設し、現在は学校法人榎本学園理事長、認定こども園なのかいちこども園園長を務めています。1997年に明星大学通信教育学部卒業、2012年には法政大学大学院政治学研究科を修了しました。
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