4月8日に投開票が行われた京都府知事選の結果、元復興庁事務次官で自民党、公明党、立憲民主党、希望の党、民進党が推薦する西脇隆俊氏が初めての当選を果たしました。弁護士で共産党の推薦する福山和人氏は落選となりました。
福山和人氏は1961年3月5日、京都府伏見区の生まれで現在57歳です。京都府立城南高等学校を卒業後、立命館大学法学部に進学。1999年に司法試験に合格し、2001年に弁護士登録後、京都法律事務所に入所します。京都弁護士会労働と社会保障に関する委員会委員長、京都弁護士会副会長を歴任し、現在は労働弁護団幹事、自由法曹団常任幹事に就任しています。
福山氏は、自身のホームページによれば、政策のキャッチコピーとして「つなぐ京都―京都府知事選政策大綱(第2次)進化する これが『府民丸ごと全力応援プロジェクト』だ!」として、以下の政策をあげています。
基本姿勢
1継承か変化かではなく、継承しつつ変化させる。
2節約か活力かではなく、節約しつつ活力を養う。
3連携か自治かではなく、連携しつつ自治を育む。
つなぐ京都の基本政策
府民丸ごと全力応援プロジェクト
1 夢をつなぐ~ストップ貧困京都宣言
・保育園・幼稚園から大学までのオール無償化をめざす
・いのちに寄りそう
2 なりわいをつなぐ~企業と働く人をセットで応援し地域循環型経済を
・時給1500円へ、ブラック・ゼロ京都を
・働く人・中小零細業者、大企業、地域がウィンウィンで税収もアップ
・地元密着型の公共事業を積極的に進める
3 未来へつなぐ~原発再稼働反対・廃炉推進、平和と多様性
・脱原発・エネルギーシフトを進める
・平和を発信・多様性を尊重し擁護する
4 ひとをつなぐ~自治体の自律性と住民自治を基礎とした府政運営
福山氏は「山田府政のいいところは継承し、足りない部分は補って変化させる」とし、重点政策として、子供の医療費助成制度の拡充や中小企業への支援、大型公共事業の検証、貧困対策などをあげていましたが、落選となりました。
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