【速報】最新の政党支持率・内閣支持率・参院比例投票先は?!ウクライナ情勢への対応評価、野党共闘については……2022年4月選挙ドットコムリサーチ
2022/04/19
昨年2017年は「選挙の年」でした。衆議院選挙や都議会議員選挙といった大型の選挙のみならず、山形県・岐阜県・千葉県・秋田県・静岡県・兵庫県・茨城県・宮城県・広島県といった各県で県知事選が実施されました。他にも全国各地で市長選や市議会議員選挙などが1,000件近く実施されました。
そこで、日本全国の選挙情報を網羅する日本最大級の選挙メディア 選挙ドットコムでは、昨年行われた1,000近い選挙の中から、「印象的だった」「注目していた」選挙を3つピックアップしてお届けします。
紹介者は選挙ドットコムの名物ライターさんや選挙ウォッチャー、選挙プランナーなど選挙に精通しているメンバー。これだけ見ておけば、昨年の振り返りは十分です!
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紹介者:選挙ライター Actin
参議院選挙には立候補できる年齢。個性あふれる候補者が多数出た1999年の東京都知事選に衝撃を受けてインディーズ候補(いわゆる泡沫候補)にはまる。インディーズ候補以外にもちょっと 変わった選挙・政治ネタに興味あり。
昨年大きく話題になった選挙の1つである東京都議会選には、様々な候補者が立候補しました。この中には、インディーズ候補(いわゆる泡沫候補)と呼ばれるマイナーな候補者もいました。このようなマイナーな候補者には既存の政治家や大きな組織の支援はまずありませんが、今回の都議会選ではありえないようなことが2例確認されています。
まず、都議会選の杉並区選挙区から立候補した高橋尚吾氏の例です。高橋氏は2016年の東京都知事選に立候補した人物ですが、この高橋氏の応援演説に今回の都議会選では神奈川県や埼玉県の現職の市議会議員が来ていたのです。また、インディーズ候補では最も知名度が高いと思われるマック赤坂氏は世田谷区選挙区から立候補しましたが、何と世田谷区長の保坂展人氏がマック赤坂氏を支援していました。
なお、この両氏の詳細については、拙記事「裏の都議会ストーリー。泡沫と呼ばれた候補者に”現職の区長”が応援演説に参加!」にて紹介しています。
種子島の北半分を占める西之表市は人口が15,000人ほどの市ですが、米軍の訓練場所を市内の無人島に移転するという問題や島の振興などをめぐり、現職が立候補しなかった事も相まって、市長選に6人も候補者が出ました。この選挙戦は激戦となり、いずれの候補も法定得票数である総有効投票数の4分の1以上を獲得することができず、当選者なしで再選挙という、首長選では過去5例目という珍しい事例となりました。
また、千葉県の市川市長選でも現職が引退したことから、5人の有力な候補者が乱立しました。この選挙でも法定得票数以上を獲得した候補が1人もおらず、当選者なしという結果に終わり、1年に2回も首長選で当選者なしという極めて珍しいことが起きています。
なお、市川市長選は異議申し立てがあり、係争中は再選挙ができないことが法で規定されているため、現在再選挙のめどが立っていないことも注目されます。なお、拙記事「市長選挙を実施したのに当選者ゼロ!誰が市長になった?本当にあった不思議な選挙シリーズ」でも紹介したように、当選者なしとなった1992年の奈良県の広陵町長選では異議申し立てがあった結果、再選挙を実施するまでに1年半もの期間を要しています。
拙記事「村をあげての戦い!98名 vs 93名 で決着した離島の利島村長選挙が壮絶だった」で紹介したように、東京都の利島村では過去、島を二分した非常に激しい争いがあったため、村長選は1984年に選挙戦になったのを最後に無投票が続いていました。しかし、昨年の利島村長選には現職の前田福男氏、元村長の梅田和久氏、元村議会議長の前田隆夫氏の3人が立候補し、33年ぶりの選挙戦となりました。また、選挙結果も前田福男氏が98票、梅田氏が93票、前田隆夫氏が39票という大激戦に終わったことも注目すべきところと言えます。
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