※本記事は政治プレス新聞社の記事の転載となります。
9日に告示になった仙台市長選は、海の日を含む三連休の最終日、後半戦を迎え、さらに舌戦がヒートアップしている。
元衆議院議員で無所属で出馬している郡和子氏は、17日仙台市内で開催された街頭演説会で中学生の自死が発生したいじめ問題について「(現職の奥山氏の教育行政は)申し訳ないがダメだと思っている」と批判し、教育行政の抜本改革を訴えた。
郡氏は街頭演説会の中で集まった支援者に対し「新・健康都市仙台」と題して介護施設の入居待ち状態が続く「待機高齢者」問題や、自治体独自の奨学金創設の他、子どものSOSに目配りができる35人以下学級の創設や、教職員の業務負荷改善など「教育委員会はじめとした教育行政の抜本的な改革に取り組む」と訴えた。
現職の奥山恵美子氏は先月27日の定例記者会見で対立候補の菅原氏の支援を表明し、告示日となった9日には菅原氏の第一声に駆け付けていた。奥山氏が菅原氏支持に回ったのは、これまで奥山氏と対峙してきた共産党の支援を受ける郡氏への支持に、難色を示したためだとされている。
仙台市青葉区の繁華街にあるフォーラス仙台(青葉区一番町)前の街頭には国会議員や県議、市議らのほか、市民団体関係者といった支持者約80名が応援に駆け付け、演説に熱心に耳を傾けながら、「新・健康都市仙台」を訴える郡氏の呼び掛けに対して、時に力強く「そうだ」と応えた。
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