※本記事は政治プレス新聞社の記事の転載となります。
任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)は、主要4候補が出そろい、市内各地で街頭活動や挨拶回りなど選挙戦がスタートしている。個性的な各候補の政策を比較したい。
「経営感覚」アピール
冠婚葬祭業・清月記 社長として知られる菅原裕典氏は、 他候補にない「経営感覚」をアピールし、「100年住み続けたいまち・仙台」をキャッチフレーズに活動している。

【主立った政策(菅原ひろのりHPより一部抜粋)】
■力強い経済を指向するにぎわいのまちづくり
(1)「地元商人ルネッサンス」を推進 地元企業の応援団を作ります
(2)様々な規制緩和に挑戦 地元企業の活力を高めます
(3)定禅寺通り~青葉通りをリデザイン 新しいにぎわいをつくります
■経営感覚を生かした「新たな市役所」によるまちづくり
(1)コスト、サービス、スピード機能の向上を目指します
(2)民間とタッグ!グッドアイディア募集します
いじめ撲滅へ 『いのち』を守る政治アピール
地元キー局・東北放送でアナウンサーを務め、衆議院議員として12年活動した郡和子氏は仙台市で問題になっている小中学校でのいじめ問題を取り上げ「市民とともに『いのち』を守る」として「経営感覚」を訴える菅原氏に対して「市民感覚」に訴える政策を展開している。

【主立った政策(郡和子公式サイトより一部抜粋)】
■いじめ問題への対応と教育改革
(1)教育長を含む、教育委員会の強化
(2)小、中学校の連携強化(一貫教育も検討)で、不登校への対応、いじめの早期発見につなげる
(3)配慮が必要な児童生徒への個別支援計画の実践
(4)学習サポート、フリースクール等、家庭・地域との連携による子どもの居場所づくり
■市民協働のまちづくり
(1)地域交通政策など、地域特性を踏まえた課題把握と地縁団体・市民協働による解決型まちづくり
(2)女性・障がい者・多様な人材の活躍促進
政党のしがらみを抜け自由の身へ ベンチャー的な「150万仙台プロジェクト」訴え
衆議院議員の林宙紀氏は、2012に年みんなの党から衆議院に出馬、当選。維新の党から合流した民進党を今年6月1日付で離党し、市長選に出馬する。特定の政党の支援を受けず、「150万仙台プロジェクト」を掲げ、仙台市を東北・日本を牽引する「新時代の創造的都市」にするとして企業誘致や少子化対策などを重点的に訴える。

【主立った政策(「150万仙台プロジェクト」リーフレットより一部抜粋)】
支店経済都市から本店経済都市へ
(1)企業誘致、起業促進、シンクタンク機能の充実
(2)農商工連携の加速による付加価値の創出と販路拡大支援および輸出強化
こどもたちの未来は仙台の未来
(1)企業内保育所への支援、認定ベビーシッター制度の創設等で待機児童ゼロへ
(2)教育バウチャー制度の創設、すべてのこどもに付加的教育の機会を提供
「脱利権」 モノ申すママさん政治家

自民党に所属していた前衆議院議員の大久保三代氏は、出馬が見込まれる4氏の中では唯一の奥山市政批判の立場で、「脱利権」を掲げ5つの主要政策を展開する。
【主立った政策(大久保三代氏名刺より一部抜粋)】
(1)老朽化した施設を統廃合し、売却または新築します。新築費用は売却益から捻出します。
(2)市バス事業を抜本的に見直します。
(3)市役所OBの天下りを問題視。外部団体への委託事業を検証し、成果のみえない事業は廃止。民間にできることは民間にお任せします。
(4)残業手当も原資も市民の税金です。残業ゼロ市役所を目指すため、組織の統合再編、業務の効率化をはかります
(5)市民からの相談・申請には、親切丁寧に、速やかに対応する市役所へと生まれ変わります
仙台市長選は政界のベテランから若手、保守からリベラルと個性豊かな4候補が出そろった。各候補の政策に注目し、今後の情勢を注視していきたい。
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