【小平市長選】都議選を占う? 現職 小林正則氏 VS 新人 松岡篤氏 VS 新人 水口和恵氏

2017/04/07

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コラム

選挙ドットコム編集部

任期満了に伴う小平市長選が4月2日に告示されました。立候補したのはいずれも無所属で民進党・共産党・社民党・生活者ネットが推薦する現職の小林正則氏(64)、自民党が推薦する新人で元小平市議の松岡篤氏(31)、新人で市民団体共同代表の水口和恵氏(54)の3名です。投開票日は4月9日です。

今回の争点は3期12年にわたる小林市政への評価、道路計画や駅前再開発への是非などが中心となります。また、小平市は東京都の自治体であることから、今回の市長選の結果は3ヶ月後に迫った都議選に影響する可能性もあると注目されています。

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都議会小平市選挙区は定数2名。自民と民進が議席を占める

小平市は18.7万人が住む市で、都議会では2議席が割り当てられています。現在議席を持っているのは、都議会自民党の高橋信博氏と、民進党系の会派である東京改革議員団の斉藤あつし氏の2名です。2名とも現在3期目を務め、今年7月の都議選にも立候補を予定しています。


都民ファーストの会は小平市議の佐野いくお氏を公認候補として発表しており、3名による選挙戦が予想されています。
今週末行われる市長選挙は、都議選への影響も含め、注目を集めています。
【関連】都民ファーストの会 三次公認の4名とは? 保坂まさひろ・馬場信男・佐野いくお・関野たかなり  >>

小平の特性を活かしたまちづくりを。現職 小林正則氏

4選を目指す小林氏は、過去3期と今後について「1期1期を一生懸命やってきたが方向性に間違いはない。継続してやっていきたい」と語っています。これまでコミュニティーバスの拡充、夜間診療などを実現させてきたと実績をアピールしています。さらに人口減少社会に向けて施設規模の縮小が必須とし、都心から離れた地域には緑を残して「プチ田舎」を構成する計画を打ち出しています。

12年前に市長選に初出馬した際は、市長の在職期間を「3期を上限に」と訴えました。多選の自粛を今回の立候補で自ら覆す形となりましたが、批判は覚悟の上で「市民に判断をゆだねたい」としています。

小林氏は産業能率大学卒業後、会社員、生活協同組合職員、衆議院議員の秘書を経験。小平市議を2期、都議を3期務めました。2005年に小平市長として初当選、現在は都市長会副会長も務めています。

若い人の声と力を小平氏に反映させたい。新人 松岡篤氏

自民党から推薦を受ける松岡氏は2年間、小平市議を務めてきました。しかし「市政に何も変化がない」と感じたことから、市長選への立候補を決意しました。31歳という若さを強みを活かし、自身と同じ世代の人々を巻き込んで10年後・20年後を見据えた判断をして市政の刷新を図りたいとアピールしています。

大学卒業後は人材派遣会社に就職し、社会問題となっていた「派遣切り」を目のあたりにします。派遣社員への対応に心苦しさを覚え、声が政治に反映されていないと感じたことが政治家を目指すきっかけとなりました。

松岡氏は明治学院大学出身。人材派遣会社の社員を経験後、2015年の小平市議員選に初当選を果たしました。

住民運動で培った行動力を活かし市民主体の小平氏を。新人 水口和恵氏

水口氏は、都が推進している都市計画道路建設の反対運動に関わるうちに政治への関心を深めていきました。2013年には都内の自治体で初となる住民運動を実現させたものの、投票率が50%に到達しなかったために開票されませんでした。

水口氏は「一部の人たちによって、市民派であるはずの小林市政が動かされているのでは」と主張し、そうした思いから市長選に立候補するに至りました。市長を代え、住民の声を聴き反映させる「市民主体の市政」を目指す考えです。

水口氏は津田塾大学、一橋大学院出身。フリーライターや会社員を経験後、小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会の共同代表を務めています。

前回の投票率は37.28%。個性の違う3名が争う今回は?

小林市政に対する市民の評価が下される選挙ともなる今回ですが、3ヶ月後の都議選への影響も注目されるポイントの1つとなっています。前回よりも投票率は上がるかもしれません。

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選挙ドットコム編集部

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