野田佳彦民進党幹事長が暴走する

2016/10/21

コラム

猪野 亨

先の新潟県知事選挙では、原発反対派の米山隆一さんが当選しました。
民進党県本部は、原発を推進する連合の立場を優先し、推薦もしない「自主投票」を決め込みました。
連合の幹部たちはこぞって自民党推薦の森氏に投票していたことでしょう。米山さんを推せないという消極的な理由ではなく、森氏を推したいが本心でした。
この連合に振り回された民進党は情けない限りでしたが、それでも続々と民進党所属の国会議員が応援に駆け付けていたし、その中に前原誠司議員まで新潟入りしていたそうですから、何と素晴らしいことだと思いました。

前原誠司氏は、民主党政権下での国土交通大臣として株を上げましたが(八ッ場ダムの建設中止!)、その後、停滞し、先の代表選挙では野党との選挙協力に否定的な表明で株価を下落させていました。
蓮舫代表も最後には新潟入りし、勝ち馬に乗っただけと言われながらも何とか面目を果たした形となりました。

この新潟県知事選挙では連合こそが自民党と変わらない姿勢を示したという意味で最低の役割を演じていました。
米山隆一さんが当選 野党の連携が当選させた 連合は恥を知るべき

しかし、もっと恥知らずな人がいました。
野田佳彦民進党幹事長です。
何と蓮舫代表や民進党所属国会議員が米山候補を応援したことについて、連合新潟に「釈明」しに行ったというのです。


連合の票欲しさなのかわかりませんが、今回の新潟県知事選挙を見ても連合の組織票など全く関係がなく米山さんが当選しています。
むしろ、この組織票は自民党推薦の森候補に流れたものと思われます。
民進党支持層の大多数は、米山さんに投票しています。
労働組合としての立場を投げ捨て、原発を積極的に推進している連合にこそ、「釈明」を求めるべきであるにも関わらず、この野田佳彦民進党幹事長は一体、何を血迷っているのでしょうか。

※本記事は「弁護士 猪野 亨のブログ」の10月21日の記事の転載となります。オリジナル記事をご覧になりたい方はこちらからご確認ください。

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猪野 亨

1968年生まれ/1992年北海道大学法学部卒業/1998年弁護士登録/2000年いの法律事務所開設 司法改革から政治経済、世界情勢にいたるまで幅広く意見を発信している。 法科大学院の廃止、弁護士人口激増の阻止、裁判員制度の廃止へ向け精力的に活動中。

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