鈴木宗男氏の公民権停止が来年4月29日には回復します。
また選挙に立候補できる状態になるのですが、鈴木宗男氏は出る気満々です。
「10月4日(火)ムネオ日記」(ブロゴス)
「来年4月29日、私は公民権を回復するが、橋下氏は「あっせん収賄、受託収賄は政治家にとって重いことだ。出るべきでない」という主張だった。私は民主主義は国民が決めることだ。公民権が戻ると出る資格もあるし、有権者が決めることだと主張した。」
出ますよという宣言ですが、出るのは、衆議院選挙、参議院選挙、知事選挙のどれかになります。
知事選に意欲があるとも報じられたこともありますが、当選の見込みはなく、自民党が推すことはあり得ません。衆議院選挙では、娘貴子氏と競合してしまいますし(選挙区と比例区に分けることもあり得るが、貴子氏の選挙区は自民現職と競合している)、参議院選挙では自民党が宗男氏に選挙協力などしてくれようはずもありません。
その意味では鈴木宗男氏に居場所はありません。
自民党側に「新党大地」解党論がくすぶっているのは当然のことです。
橋下氏は、汚職事件での有罪歴を重く見て、選挙に出ることを批判したようです。確かにそのような視点も重要です。
もっとも私は、汚職の点を重視したことはありませんでした。
鈴木宗男氏は、ある意味では古い自民党の体質を持った議員であり、口利き政治家の典型でした。地元の有権者のためには、方向は間違っていても「努力」する姿勢はありました。
小泉構造改革は、こうした古い自民党をぶっ壊すところにあったわけですが、鈴木宗男氏が逮捕されたとき、自民党から捨てられたという印象を持ちました。ある意味では見せしめでもあります。
そのような鈴木宗男氏に対して、旧来の支持層は維持され、自民党への批判票の受け皿にもなったわけです。
しかし、風見鶏になることをはばからなかった鈴木宗男・貴子親子が決定的な裏切りを行ったのは今年4月に行われた北海道5区の補欠選挙でした。
「鈴木宗男・貴子親子と安倍自民党の野合は金権腐敗の象徴」

(鈴木宗男氏ブログより)
こうした裏切り行為から新党大地は支持率が壊滅状態であり、先の参議院選挙でも存在感はなくなりましたが、このような鈴木宗男・貴子親子が当選するようでは北海道の恥です。
鈴木宗男・貴子親子と決別しましょう。
※本記事は「弁護士 猪野 亨のブログ」の10月6日の記事の転載となります。オリジナル記事をご覧になりたい方はこちらからご確認ください。
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