民主、鈴木貴子氏を除籍処分へ　議員辞職勧告の方針
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枝野幸男幹事長は29日の役員会で、鈴木貴子衆院議員を除籍処分とし、議員辞職を勧告する方針であることを明らかにしました。

鈴木氏は26日、衆院北海道5区補選において共産党と連携する民主に対し「有権者の理解が得られない」と主張し、離党届を枝野氏に提出。自民党入りを検討すると見られている鈴木氏に対し枝野氏は、「重大な反党行為だ。北海道連から除籍処分を求める上申がある」と批判していました。

鈴木氏は、当面は無所属で活動し、タイミングをみて父・鈴木宗男氏率いる新党大地が連携を深める“自民党”と統一会派を結成する見込みとのこと。

鈴木氏は、2014年衆議院議員総選挙で北海道7区から自民党公認で出馬しましたが敗れ、比例北海道ブロックで復活。今度は自民党北海道比例区で当選確実を狙うものと見られていますが、この180度の方向転換を有権者や後援会はどのように受け止めるのか。鈴木氏の今後の行動、発言が注目されます。