10月23日に投開票を迎える岡山県知事選挙が、10月6日よりはじまります。
立候補の受付は明日の17時までとなっていますが、2期目の当選を目指す伊原木隆太(いばらぎ りゅうた)氏と新人の植本完治(うえもと かんじ)氏の2名が立候補を表明する見込です。
現職である伊原木隆太氏は自民党・民進党・公明党・日本維新の会が推薦しています。夏の参院選では対立候補を擁立していた自民党と民進党が、「相乗り」の状態となっています。
一方、新人の植本完治氏は現在、共産党県委員会書記長を務め、今回の選挙でも共産党が推薦しています。共産党の他には市民団体や労組など15団体で組織する擁立母体「民主県政をつくるみんなの会」によって支援されています。
現職である伊原木隆太氏は現在50歳。
岡山市にある地元の百貨店、天満屋の創業家生まれです。地元の名門校である岡山大学教育学部附属小学校・中学校に進み、大学は東京大学工学部を卒業しています。その後、外資系経営コンサルティング会社に勤務。同社を退職後は、スタンフォード大学の経営大学院に進み、MBAを取得しています。その後、地元岡山市に戻り、天満屋の代表取締役社長に就任。
前回2012年の県知事選に初めて立候補し、当選し、現在に至ります。
趣味はアルト・サックスの演奏で、天満屋の社長時代には、自らサンタクロースの服装で来客に披露していました。岡山県知事に就任した後も、パフォーマンスしています。

(岡山県秘書課HPのより)
教育再生と産業振興を最重要課題としてきた1期目の県政運営を踏まえ、「好循環の根っこは教育と産業だ。この根っこをさらに動かし、医療や介護などの分野にも波及させたい」と発言しています。
対抗馬となる植本完治氏は現在57歳。岡山県津山市出身で、下関市立大経済学部卒業しています。
現在は共産党県委員会書記長を務め、これまで共産党公認候補として2003年・2005年の衆院選、2004年・2007年の参院選に立候補しています。さらには、今年の夏の参院選にも立候補しているものの、全てで落選しています。
今回も、現職である伊原木隆太氏は自民党・民進党・公明党・日本維新の会が推薦しているため、厳しい戦いになることが予想されています。
地元の山陽新聞によれば、
現県政の教育施策について「全国学力テスト10位以内といった競争と管理の教育を強めている。正規教員を増やすなど一人一人の子どもが大切にされる教育へ転換すべき」
単県医療費無料化補助の中学卒業までの拡大や農林漁業者、中小企業の支援など福祉、産業面での政策転換の必要性も訴え、「知事選は県民の命と暮らしを守る県政を実現する絶好のチャンス。短期決戦だが、最後まで支援をお願いしたい」
といった発言をしています。
岡山県知事選挙の投票率は前回2012年が38.64%、前々回となる2008年が43.78%と低調でした。
また、同じ日程で富山県知事選挙も行われる予定です。
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