葛飾区長選挙に立候補 谷野 正志朗(たにの・せいしろう)氏の経歴・政策まとめ
2025/11/06
8月は小池百合子都知事の就任から幕を開け、吉田沙保里氏が“首相”として率いるリオ五輪日本選手団の活躍に茶の間が湧き、今度は蓮舫氏の民進党代表選挙出馬に注目が集まっています。翻って世界を見渡せばヒラリークリントン氏のアメリカ大統領選挙での健闘が連日放送されており、国際面で名を見かける世界の首脳も多くが女性。
実に、G7(先進7カ国)の女性リーダーに限れば30%を超えています。
イギリスのメイ首相、ドイツのメルケル首相、韓国の朴槿恵大統領、台湾の蔡英文総統は皆さんにもおなじみかもしれません。他にもイタリアではローマ市長のラッジ氏、パリ市長のイダルゴ氏、ワシントン市長のバウザー氏など、主要都市のリーダーに女性が就いています。
今回はそんな世界の女性リーダーの中でも“彼女たちだけは押さえておきたい!”トレンディ―なリーダー2名を紹介していきます。
(8月15日産経新聞朝刊より)
(公式HPより)
まず紹介するのはイギリスの首相、テリーザ・メイ氏。彼女はオックスフォード大学卒業後、イングランド銀行に就職。その後1997年に政治家に転身し、女性・平等担当相や内務相などを歴任しました。
そんなメイ内閣、新閣僚の顔ぶれも25人の閣僚の内8名は女性で臨むのですが最大の課題は「EUからの離脱交渉」です。イギリスは今年の6月、国民投票を経てEUから離脱することを決定。背景には国内にひろがる社会不安がありました。イギリスでは人件費の安い移民に仕事が流れることで、職に就きにくくなり、失業者も増加。また政府による社会保障や生活保障を必要とする人々に十分な保障が行き届かない国会財政。EU離脱はそれらの社会不安を一挙に解決する特効薬のように語られ、人々の支持を受けたのでした。
しかしいざふたを開けてみれば、イギリスのEU離脱による損害は計り知れないものだったことが判明。何故なら現在のイギリスの経済活動をはじめとする社会的な活動は、すべてEUの一員であることを前提に行われていたからです。EU離脱により、イギリスは今までEUの国々と行っていた貿易や経済的な協力を行うためにはもう一度ゼロから新しい取り決めを作り直す必要があるのです。
メイ氏には、そんなイギリスを取り巻く新しいルールをまっさらな状態から構築するという大きなミッションが与えられているのです。彼女が今後どのようなイギリスづくりを行っていくか、注目です。
(都庁Facebookより)
次に紹介するのは新都知事、小池百合子氏。カイロ大学卒業後、テレビ東京のキャスターとして活躍していた小池氏は1992年に政界へ転身。参議院議員を1期、衆議院議員8期を務め、防衛大臣や環境大臣などを歴任しました。今年の7月31日に開票が行われた東京都知事選では291万2628票を獲得し、女性初の東京都知事(第20代)に就任。先日のリオデジャネイロオリンピックでは、華麗な着物姿でオリンピック旗を受け取る姿が重ねて報道されました。
そんな小池氏が取り組むのは「東京大改革」。都議会を「伏魔殿」と表現し、不透明な政治の「黒い」やり取りを徹底的に排除することを訴えています。東京都議会は自民党を中心とした重鎮議員が大きな発言力を持ち、そんな「ドン」の一存で様々なことが決定されるといわれています。そして、そんな「ドン」の後ろに控える最強の黒幕が森喜朗元首相・現オリンピック組織委員会会長であることは、猪瀬直樹元都知事か明らかにしたところ。猪瀬氏によれば猪瀬氏の進退問題すらも、猪瀬氏の動きが森氏の逆鱗に触れたからだといいます。民主主義によって行われるべき政治が、一人物の独断と偏見だけで進んでいくことは由々しい事態。小池氏はそんな傀儡と化した都政を、改革すると宣言。世論を味方にこれからも様々な戦いを仕掛けていくことが予見されます。
今回紹介したリーダーを含め世界で活躍する女性リーダーたちは、単に女性という理由でその地位に就任したわけではありません。もちろん昨今の潮流から、女性であることが強みとして働いたことは十分に考えられますが、彼女たちはリーダーとなって成し遂げたい大きな挑戦をそれぞれが持っています。それは新しいイギリスをつくることであり、新しい東京をつくることであり…世の男子顔負けの大きな志とエネルギーが伺えます。
世界史上、女性リーダーは生まれてはきました。しかし卑弥呼しかり、クレオパトラしかり、エリザベス1世しかり彼女たちはある種の「シンボル」としての役割を期待されるばかりで実権は周囲の男性取り巻きにより握られていたともいいます。そうではない、真の意味での女性リーダーが世界中に生まれている昨今の潮流は非常に歓迎すべきものでしょう。大きな志とエネルギーを持ったリーダーが、その性差に阻害されることなく、なるべくした地位にたどり着ける社会の到来を、一市民として期待したいところです。
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