毎日テレビや新聞、ネットメディアで白熱の報道合戦、そして候補者たちの熱い選挙戦が繰り広げられています。東京都知事、というと舛添氏、猪瀬氏、石原氏・・・など思い浮かびます。
今回は史上最多の21名が都知事選挙に立候補しました。
その顔ぶれはバラエティに富んでおり、30代~80代までの幅広い世代。職種も医師やキャスターから、派遣社員、無職?の方までいます。都知事選挙は2016年の今回で20回目となります。そこで立候補者の平均年齢を調査してみると、これまでで平均年齢が4番目低い選挙となります。
過去の平均年齢
・52.0歳(1951年)
・52.5歳(1947年)
・53.9歳(1999年)
・55.3歳(2016年 NEW!)
立候補者を世代別でみると、60代が1番多い結果となりました。50~70代の立候補者が多い、都知事選挙。知事選挙には30歳以上という条件があるため、20代の出馬はありませんが、30代の立候補者も少ない結果となりました。
・30代:9.32%
・40代:12.71%
・50代:24.58%
・60代:32.63%
・70代:16.53%
・80代:4.24%
50~60代で半数以上を占める、今回の立候補者。これでも歴代4番目に平均年齢が若い選挙なんですよ。
舛添氏、猪瀬氏は60代など、最近の東京都知事はベテラン世代が多いのですが、歴代の都知事の年齢を調べてみると、なんと、平均年齢が68.1歳という結果となりました。これは立候補者の平均年齢を大きくこえる年齢となり、ベテランが都民の信頼を得る歴史があった事が見受けられます。
全体的には知事の年齢が上がる傾向にありますね(1期、2期と連続で知事になっているという事も影響しています)
都知事の年齢が、立候補者平均年齢を下回ったのは、これまでに2回のみです。
今回の都知事ですが、現時点で有力氏されている増田氏、小池氏は60代、鳥越氏は70代です。年齢で政治が決まる訳ではありませんが、50代、40代、そして30代の世代もチャレンジし、都民の信を得られるようになるとまた違った都政が見れるのかもしれません。
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