7月10日投開票の参議院議員選挙 奈良県選挙区では激戦の末、自民党の佐藤啓候補が勝利を収めました。対する民進党の前川清成氏と、おおさか維新の会の吉野忠男氏は惜しくも落選しました。
当確となった佐藤啓候補は、1979年4月7日生まれで現在37歳。奈良県奈良市出身。東京大学経済学部を卒業後、米・カーネギーメロン大学大学院に進学し、公共経営学修士を取得。その後、米・南カリフォルニア大学のロースクールも卒業しています。(法律学修士)平成15年に総務省へ入省し、北海道庁へ勤務しました。平成26年から総務省自治財政局公営企業経営室課長補佐となり、同年には内閣総理大臣補佐官秘書官に就任。平成27年から自民党奈良県参議院選挙区第二支部支部長を務めていました。
3選を目指していた民進党の前川清成さんに、共産党は擁立予定だった候補を全国比例に回すなど、野党連合の結束を図っていましたが、自民党の佐藤啓さん、おおさか維新の会の吉野忠男さんが挑む形となり、「自民党vs野党連合vsおおさか維新の会」の構図になっていました。しかし、自民党は谷垣幹事長や、選挙戦終盤には幅広い世代から圧倒的な支持を集める小泉進次郎議員が来県するなど、積極的な選挙活動が有権者の心をつかんだ形となりました。
ちなみに、池上彰の選挙ライブで紹介されたキャッチコピーは「数多くのカップルが誕生、本人は独身」でした。
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