選挙期間もまっさかり。街に出れば政治家の街頭演説がやかましく、家にいても選挙カーの連呼に悩まされてストレスになっている人もたくさんいらっしゃることと思います。

そこで発想の転換。週末は候補者の演説を聴いて回りませんか？　一日で何人の候補者の話が聞けるか、何種類のビラがもらえるか、支持者の年齢層はどうなっている？　応援演説をしているのは誰だろう・・・　といったポイントをチェックしながらスマートフォンを片手に待ち歩きを楽しんでみませんか？
新聞・テレビやインターネットでは伝わってこない候補者の生の声を感じて投票する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
実際に街頭演説を効率よく回るコツをまとめました。

①なにはなくともSNS

2013年にインターネット選挙活動が解禁されてから、各陣営は積極的にSNSを活用して情報を発信しています。だいたい、選挙期間中の候補者のスケジュールは１～２日前に発表されることが多いので事前にチェックしておきましょう。選挙ドットコムを見ると各候補者のSNSアカウントやウェブサイトへのリンクがあります。Twitterで選挙区の候補者をまとめてリストを作っておくと便利です！
遊説のスケジュールは状況に応じて変更することもままありますので、移動中もチェックをお忘れなく。本人発信の情報だけでなく、ツイッターで「今いる駅名＋選挙」などで検索すると思わぬ情報が舞い込んでくることもあります。

②繁華街をねらおう

土日は多くの候補者がターミナル駅近辺で街頭演説を行っています。東京なら新宿、渋谷、池袋、秋葉原、錦糸町、銀座など。大阪なら難波、梅田、十三。地方都市なら駅以外だと大型ショッピングセンターが狙い目です。各候補の演説は基本的に長くて３０分程度で各候補者同士が調整していますので、２時間もいれば複数の候補者の話を聞くことができるでしょう。なお、移動する場合は地下鉄の一日乗車券などを使うと便利です。

③８時以降は演説会

マイクとスピーカーを使って街頭で選挙運動ができるのは朝の８時から夜の８時までですが、会場を借りて演説会を開催する分には時間の制限はありません。
後援会や業界団体などの動員による参加者がほとんどですが、一般の参加者が拒まれることはあまりありませんので、ぜひ飛び込んでみてください。候補者の演説を座ってゆっくり聞くことができる上に、どんな人に支持されているかが観察できる機会でもあります。

（2014年衆院選 中村喜四郎氏の個人演説会の様子）

SNSに掲載されていない情報は選挙事務所に問い合わせてみましょう。スタンプラリー感覚で、お出かけついでに候補者チェック。選挙期間中限定の週末の過ごし方をぜひお試しください。
 

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