中央区銀座の中央通り(銀座通り)で毎週土日と実施されている歩行者天国は、買い物客や観光客で多くの人でにぎわうだけでなく、選挙が近づくと入れ替わり立ち代りでいろいろな候補者を目撃することができます。
参院選の告示直前の日曜日の様子を観察してきましたので、写真とともにお伝えします。

マック赤坂に注意する警察官。タブレットを操作している人物は警察官のコスプレをしたスマイル党のスタッフ
歩行者天国がスタートする正午にさっそく和光前に陣取ったのがご存知マック赤坂氏。
演説の準備をしていると早速築地警察署が注意に。両者怒鳴りあう場面もあったものの、政治活動であることを認めさせて警察が折れるかたちに。

演説するマック赤坂氏。自由だ。
演説ではお金をかけずに都知事を決める唯一の方法、としてマック赤坂氏の無投票当選を呼びかけ、東京都民には毎朝8時にスマイル体操を義務付けるなどの独自の政策を訴えました。
続いて登場したのが、おおさか維新の会から出馬を予定している田中康夫氏。
長野県知事時代の実績をアピールして、子育て支援対策として根本的なシステムから改革してゆく必要性を、マック氏から時間を借りて訴えました。

和光前で演説する田中康夫氏。近くでマック赤坂氏も見守る
演説を終えて銀座8丁目方向に練り歩くと、軽妙なトークで通行人に語りかけ、笑顔で写真撮影に応じる姿は長野県知事、参議院議員、衆議院議員と長く政治家を経験している貫禄を感じさせるものでした。

ヤッシー×マック夢の競演
田中氏が演説していると日比谷方面から練り歩いてきたのが、自民党から出馬予定の朝日健太郎氏。大勢のスタッフを引き連れていても、2メートル近い長身ゆえに人目で主役とわかるのはアドバンテージでしょう。

とにかく目立つ。大きいことは良いことだ
演説では参院選の大きな争点は触れず、自身がスポーツの世界で学んだこと、スポーツマンシップにのっとって政治の世界にチャレンジしたいといった意気込み、健康寿命世界一を目指したいといった目標を語りました。田中氏やマック氏といったベテランの演説と比べると初々しさは残るものの、若さとスポーツマンらしいさわやかさをアピールしていました。

残念ながら、立ち止まって話を聞く人はあまり多くない
次にやってきたのが新党改革の予定候補者2人。
到着するなり車を降りてマック氏やそのスタッフと談笑を交わしてマイクを握ったのが平山誠氏。かつては田中康夫氏ひきいる新党日本から出馬して、繰り上げ当選。参院議員を4年間務め、いくつかの政党を渡り歩いて今回は新党改革から立候補する予定になっています。平山氏は自身のアピールよりも、もう一人の注目候補、高樹沙耶氏の引き立て役に徹していた印象です。

マイクを握る平山氏と手を振る高城氏、街宣車には荒井代表の顔も
医療大麻の合法化を訴える高城氏は、その単語の強さに引き込まれて振り返る通行人はいたものの、既に名前が知られている強みをまだ活かしきれているとは言いがたい様子です。
2時間ほどの滞在で計5人の予定候補者(うち1人は都知事選)の話を聞くことができました。これから選挙戦が盛り上がるにつれて各地の繁華街で街宣を目にする機会が増えてくると思います。ぜひ足を止めて、時間がなければせめてビラを受け取って主張を聞いてみてください。
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