【都議選・墨田区】現職と新人が大激突!予測不能の3人区の行方を解説
2025/05/16
2016/04/06
3月の選挙総数は55件、そのうち投票率がアップを示したのは以下の8件でした。
その中でも最大のポイントアップを示したのは徳島市長選挙の20ポイント、そして次は熊本県知事選挙の約13ポイントでした。
今月も、3件の選挙を取り上げます。
〇今年の阿波踊りは変わるかも~徳島市長選挙
〇病欠なのに満額報酬?~豊前市議会議員選挙
〇運命を分ける赤と白~藤里町議会議員選挙
まず前回の投票率25.64%から大躍進の45.7%となった徳島市長選挙。
4期目をめざす原秀樹市長に対し、新人3名が戦いを挑みました。注目は自民党が推す候補者が2名に割れたこと。後藤田正純衆議院議員(徳島1区)は新人遠藤氏を、そして福山守衆議院議員(比例四国)は現職の原氏を推しました。
結果は、地元での知名度を生かし、市制刷新を訴えた遠藤氏が大差で当選しました。こちら、弊社記事の「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら選挙に行こう!阿波踊りも真っ青な盛り上がりを」(おときた駿)の選挙予想も合わせてご一読ください。
同じく大型選挙で13ポイントの投票率アップを示したのは熊本県知事選挙。
こちらは現職の蒲島郁夫知事に、新人2名が挑む構図となりました。蒲島候補は、自民党県連や公明党県本部のほか、約200団体の支援、推薦等を受け、県のPRキャラクター「くまモン」の大きな経済実績もあって圧勝。前熊本市長の幸山候補は、争点に「地域格差」等を掲げて無党派層に働きかけましたが、力及ばずの結果となりました。
3月27日投開票の豊前市議会議員選挙は、前回から2名減の定数13名に対し、現職10名、新人4名、元職1名の15名が立候補しました。
その結果、現職9名、新人3名、元職1名が当選、投票率は前回より約12ポイントアップしました。
豊前市議会では、秋成茂信元議員(70歳)が2015年の議会を病気ですべて欠席したにもかかわらず、報酬と期末手当の計513万6449円が満額支払われたという報道(注1)がありました。この市議会には長期病欠でも減額規定はないといいます。
この秋成元議員、6期目で議長歴もあるというベテラン議員でしたが、パーキンソン病を患い、2014年から議会を休みがちになったとのこと。
今回執行された市議会議員選挙に秋成氏は出馬しませんでしたが、定数減に加え、この件で有権者の関心が集まり、投票率に影響が出たのかもしれません。
3月27日投開票の秋田県藤里町議会議員選挙。
こちらは投票率こそアップしませんでしたが、選挙時のエピソードの一例として取り上げています。
この選挙、定数10名に対して12名が立候補。
内訳は現職9名、新人1名、元職2名。
結果は現職7名、元職2名、新人1名が当選し、現職2名が涙を飲んだ戦いでしたが、実は同票144票で新人加藤徳良氏と現職佐々木吉一氏の2名がくじ引きで当選を決めた選挙でした。
同票の場合、公職選挙法第95条の規定に基づき、選挙長が「くじ引き」で当選者を決定します。
ただし、条文には「くじで定める」とだけ記されていて、くじ引きの方法までは示されていません。
そこで、各自治体は他都市の事例を参考に「くじ引き」の方法を考えるようですが、藤里町では、手回し式抽選器を使用。加藤氏と佐々木氏にそれぞれ白玉と赤玉をあてがい、選挙長が抽選器を回し、出た玉の色で当選者を決めたようです。
毎月の選挙まとめは、今後も翌月の上旬にお届けする予定です。
注1:毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160218/ddl/k40/010/514000c)
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