自民・丸山和也参院議員の参院憲法審査会での発言詳細http://www.asahi.com/articles/ASJ2K73JPJ2KUTFK010.html
17日、またもや問題発言が飛び出しました。
「今、アメリカは黒人が大統領になってるんですよ。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ、はっきり言って」
これは、タレント弁護士としても活躍する丸山和也参院議員の発言です。この発言に対し、民主党の蓮舫代表代行は、次のように指摘しました。
「暴言に近いと思っています。一国の大統領に、調査もないような、ある意味間違った人種間においての発言を断定的にされておられますので」
また、公明党中央幹事会会長の漆原氏は、「緊張感の欠如だと。こういうことが重なって、ボディーブローのように政権に響いてくる」と述べています。
今回の発言は人種差別と取られる可能性があり、丸山氏は18日、「誤解を与える発言だった」として謝罪、発言の全てを撤回しました。
ここのところ与野党では、緊張感が欠如しているのでは!?と思われるような失言が続いていますが、政治家としての立場を考えると、どのような場でも言葉を選び慎重に発言することが求められます。
しかし、与野党が本来意見を戦わせるべき政策の議論よりも、問題発言だけに注視、攻撃している感が否めない今の状況こそが問題なのではないでしょうか。失言の連鎖を止めるためには、政治家全員が緊張感を強く持ち方向を修正することが求められますが、極めてハードルの高い課題といえそうです。
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