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ニコ生で激論!「大阪市長選候補者ネット討論」3名の戦いをここに公開!

2015/11/13

選挙ドットコム編集部

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ネット討論

ニコ生では、日本中から注目が集まっている大阪ダブル選に向け、「大阪ダブル選2015」第1部・大阪市長選候補者討論が放送されました。大阪市長選主要候補者3名が、テーマ別に意見を戦わせた模様をレポートします。

※以下発言内容は、要点のみ抜粋。

◆登壇者

吉村 洋文(よしむら ひろふみ)
地域政党大阪維新の会公認・前衆議院議員

吉村氏

 

中川 暢三(なかがわ ちょうぞう)
無所属・前大阪市北区区長

中川氏

 

柳本 顕(やなぎもと あきら)
無所属・自民党推薦・前大阪市議

柳本氏

◆質問:なぜ立候補をしたのか。当選したらどんな大阪にしたいのか。

吉村:5年前、公務員厚遇問題、職員の天下りが多くありましたが、維新の会は徹底的に改革で改善、財源を生み出し、医療や福祉、教育を充実させてきました。これを続けるために、大阪府と市が一体になって改革を徹底的に行い、過去の大阪に絶対に戻さないということを確実に実行します。

中川:今度の選挙は、都構想の是か非かだけの論争にしてはなりません。これから4年間どうするのか、市民の皆さんがじっくりと考える選挙にするべきです。次元の違う創造的な政策を用意して、市民の皆さんに真意を問う選挙にしたいと思います。民間の経験、行政の経験、改革の実績を全て投入した選挙にします。

柳本:住民投票の結果を得て、大阪市が政令市として残ることが決まり、府と市の連携はもちろん充実させなければなりませんが、大阪市は、これからまさに周辺の自治体と神戸市や京都共々連携をはかっていかなければなりません。そういった都市間連携を深め、つながる大阪を実現したいと考えます。

◆最大のテーマである「経済と雇用について」

<ひとりずつ>

中川:まず、行政を効率化します。即断即決で規制を緩和して行政の意思決定を進め、将来の雇用増、税収増につながるような分野に公共の税金を投入したいと思っています。税金の安い自治体として、世界中から、人と雇用と企業と投資を呼び込んで、大阪を活性化していきます。

柳本:新産業の発展として、健康、ロボット、医療・介護・福祉、環境の分野についても、研究技術部門と商品づくり、PRのマッチング事業の仕組みを行政がつくり、それを売っていくPRへとつなげていきます。また、インターンシップを通じて、街中の工場などへの雇用へとつなげます。

吉村:経済の発展はとても大切。たとえば観光、そして技術。今、大阪市は大阪府と一体になって経済を確実によくしており、たとえば、雇用が年間3万人増、有効求人倍率が1.8倍に増えています。また、うめきた、IR(カジノを含めた統合型リゾート)、何をとっても府と市の一体の経済成長を実行するために、戦略を実践します。

<自由討論>

吉村:住民に理解を得る必要はありますが、さらに大阪を成長させていくためには、IRを大阪に誘致する必要があると思っています。柳本さんはIRについて、どのようにお考えですか?

柳本:大阪市内で、観光全体を取り組み進めるにあたっては、エリアマネージメントが重要。IRを含めた、エンターテイメント施設においては、ベイエリアを中心に取り組みを進めるべきだと思います。

中川:IRも観光増進も結構なことですが、次世代の新しいイノベーションを積極的に起こしていきたい。そのために、民間の技術を行政が採用していく。そういう新しい布石を打つ行政をすることが大事だと思っています。

吉村:柳本さんに私が問うたのは、IRを誘致するのかしないのか。自民党も私も(誘致に)賛成なんです。今回の選挙、自民党、共産党、民主党、一緒にやっていますが、IRひとつとっても結論を出せないんです。しっかりと府と市が一体にやっていかなければならない中で、どういう考えなのかをお聞きしたい。

柳本:そもそも国でIR法案が可決されていないのに、大阪市として現状を述べることはできません。大阪が方向性を示すということはありえないと考えます。逆に、有効求人倍率でよくなったという話がありましたが、これはでたらめです。全国的な平均が伸びているだけであり、まさにアベノミクス効果をそのまま挙げているだけです。

吉村:有効求人倍率の話ですが、その順位の差というのはほとんど出ていないんです。アベノミクスの効果は確かにあると思います。しかし、それだけでは説明できないこと、大阪が伸び率ナンバー1のところもあります。また、結局、IRについては結論が出ていません。結論が出ない政治はやってはいけないと思います。

中川:橋本市長になって経済がよくなった、なっていないなど考えはありますが、過去のデータが古いんです。今の大阪は多少よくなっていますが、それは橋本市長だからできたのではなく、たまたま経済情勢がよくなってきた、これを考慮しないといけないと思っています。

◆激論トークを抜粋!

その他、【医療・教育】【大阪都構想行財政改革】などのテーマについてもそれぞれの考えが述べられましたが、その中で激論が交わされた一部を抜粋しご紹介します。

柳本:教育については、低学年からしっかりと学ぶ素地をつくり、カウンセラー、サポーターを投入します。

吉村:柳本さんがおっしゃったサポーター動員は既にやっています。また、大阪の子どもたちの教育予算ですが、これまで維新の会の改革では、予算は6倍に増やすという政治をやってきました。

柳本:しかし実態はよくなっていません。不登校では、全国6位に下がり、暴力行為は全国ワースト1位。また、民間の校長公募により、セクハラ、不祥事などで、問題が発生しています。

吉村:その数字により全体が悪くなったわけではありません。また、公募校長を導入したことで、大きく学校現場は変わっており、新しい風を大阪に呼び寄せています。

〜途中略〜

吉村:共感できないのは、自民党と共産党、民主党が一緒になってやっているということ。抱えているさまざまな政策は、共産党が大反対のことばかり。考え方が違う政党同士が組織票目当てで集まるのは、私は間違っていると思っています。

柳本:リニア、北陸新幹線、これはまさに国や府、市がしっかり連携する必要があります。そういった中で、安倍内閣に対して、不信任案、賛成をした維新の党の賛成者である吉村さんから、政策のことについて言われたくないですね。住民投票で一旦否決された都構想をまた標榜するような状況に対して、もうこれ以上、仕組みの話はやめようよ、と対立から協調へと訴えています。対話をすることでよりよい方向性が見い出せることも。協調路線でよい方向性を導きたいと考えます。

吉村:協調は大切ですが、この選挙という有権者の皆さんが判断する場において、自民党と共産党が一緒にやるのはおかしいのではないですか?この選挙において、ひとつになるのは、有権者目線ではない。

中川:私は宮本武蔵の精神で一匹で戦っている。ねえ柳本さん、ちょっと信念がないんじゃないですか。

柳本:信念持ってやっていますよ(苦笑)。

1112-3

中川氏の短く鋭い指摘に柳本氏は思わず苦笑いする場面があるなど、三者のトークに引き込まれた人も多く、ユーザーからの書き込みには、「よかった」「いい機会だった」「すごくいい討論会だった」などの意見も…。

公平な司会者の進行のもと行われた討論会そのものは有意義なものだったようですが、このような機会を積極的に視聴する有権者が増えることにも期待したいですね。

 

大阪府知事選の主要候補者のレポートは以下をご覧ください。
>> ニコ生で直接対決!“栗原氏☓松井氏”の激突バトルをレポート!

 

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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