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田中 のりこ ブログ

議会質問ダイジェスト その1 オスプレイ暫定配備に関する情報、不明な点を洗い出す

2019/9/6


議会で質問したことを教えてほしい。そんな声が複数あったので、
議会速報を出すのは、議会最終日。というわけで、
今回は、ダイジェスト版でお知らせすることにします。
(決算審査のしらべものをしたいのですが、我慢)

私の質問は、ほぼそのまま。
木更津市の答弁は要点で。

オスプレイ暫定配備、暫定とはいつまでか、
配備とはどんな訓練をするのか、   そんな質問がいくつも投げかけられます。
そこで、これまでのオスプレイ暫定配備に関する情報、不明な点を洗い出します。
まず
住民説明会での防衛省の説明 について4点お聞きします。
1点目 暫定配備期間を示せない理由 について
確認です。防衛省は、8/3 住民に対して暫定配備期間を示せない理由を
どのように答えたのでしょうか。
8月3日の説明会で防衛省からは、 「暫定期間が示せない中で説明会を 実施した点については、 申し訳なく思っている。相手との交渉状況を踏まえて、具体的な調査に入れれば、 大体の期間は申し上げられるが、 現在その交渉中であり言えない。 佐賀県と有明海漁協の調整状況が進捗次第、木更津市に伝えたうえで、皆さんに 伝えさせていただく形になろうかと考えている。」 と説明があった。暫定配備期間の明示については、 引き続き、防衛省に求めていく。

防衛省から佐賀の漁協との進捗状況を聴くだけでなく、
佐賀県、佐賀市に状況把握のため、直接連絡を取ったりしているのでしょうか。
昨年の5月7日に 職員2名で、 佐賀市 総務部 総務法制課に 翌日8日には佐賀県 政策部 企画課に 「陸上自衛隊の佐賀空港利用について」 状況確認に伺った、その後も連絡は取り続けている。
今後も佐賀県の状況については、 必要であれば直接伺うなど 情報収集に努めていく。


2点目 各自治体の緊急離着陸の場所について 
住民説明会では、各自治体に予防着陸の場所を決めてあると回答していましたが、
木更津市の場合は、基地以外にどこかきまっているのでしょうか。
駐屯地以外の場外離着陸場としては、 木更津市営球場を定めている。

3点目 義務的な夜間飛行の訓練実態 について
住民説明会では、木更津飛行場運用規則の時間を守っているが、
義務的な夜間飛行の訓練もあるという回答でした。
運用規則では、基準17:00までとしている一方、義務的な夜間飛行訓練です。
これでは、まもるべき物差しがずれていると考えます。
17:00までではなく、それを過ぎる頻度は、どのくらいあるのでしょうか。
自衛隊の練度が明らかになるおそれがあることから、事柄の性質上、答えを差し控える

4点目 離着陸回数は米軍を含むのか
住民説明会では、木更津駐屯地に現在配備している航空機は約70機であり、
離着陸回数は、平均90回/日(25000回/年)程度とのことですが、
これは、米軍の離着陸回数は含んでいますか。
含まれていないのなら、過去3年間の回数も併せてお答えください。
木更津駐屯地における自衛隊機の離着陸回数であり、米軍の離着陸は含んでいない。
木更津駐屯地での米軍機の年間着陸管制回数は、
平成28年度 2,744回
平成29年度 2,822回
平成30年度 2,254回 。


次に 木更津飛行場運用規則 について2点お聞きします。
資料1-Aをご覧ください。飛行場運用規則で示している場周経路です。
資料Bをご覧ください。
2019.9.6.png

議会や住民説明会に防衛省が提供した資料で示している場周経路です。
この2つの海側を比べてみると、住民に情報公開されていない場周経路があります。
・500フィート以下、つまり、152m以下で飛行するショートパターンの場周経路
もうひとつは
・回転翼の場周経路の、夜間場周経路があり、陸上を飛行せず、着陸態勢となります。
そこで1点目 夜間飛行の場周経路
これは、どのような場合、飛行するのか。なぜ、夜間を設定しているのか、ご説明ください。
木更津飛行場運用規則で定めている 場周経路は、夜間は騒音の面で なるべく負担を生じさせない観点から、 夜間飛行訓練を行う場合、 飛行場への進入・離脱は、西側(海側)とした。
場周機数も2機以内。 夜間飛行訓練は、 我が国の防衛や災害対応等に適切に対処するための 技量を維持・向上するために必要だ。と防衛省。


2点目 戦技訓練場使用区分 について 
資料Cをご覧ください。
オスプレイが暫定配備された際は、
木更津飛行場のヘリコプター同様のコースを飛行し、訓練すると聞いています。
しかし、運用規則では、1ページすべてが黒塗りで詳細がわかりません。
オスプレイは輸送機であり、この訓練には、関係ないのでしょうか。
これも、千葉県下で行われるのでしょうか。
これは、その自治体には、知らせてあるものなのでしょうか。
「実際にオスプレイを暫定的に配備した後における 訓練の具体的な内容・態様は、 現時点で確定していないので、答えられない」と防衛省。

以下、一問一答
8/19.20と佐賀市へ行政視察にいき、佐賀市長のスタンスは一貫していることを、佐賀市の職員から説明を受けました。
また、現在の「佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会」略して地域住民の会の会長の古賀初次さんたちからも直接、お話を伺ってきました。
資料Dをご覧ください。
2019.9.6-1.png

2019.9.6-2.png


2019.9.6-3.png

入手した資料をもとにして作った年表です。
H27年10月 秀島佐賀市長は、米軍オスプレイが佐賀空港で訓練を取り下げたことに対して、中谷防衛大臣に、「公害防止協定の覚書は、いきており空港の軍事利用は不可能。米軍訓練の取り下げでも疑問点は残る」としています。佐賀市長の立場は、佐賀県と漁協の公害防止協定を取り交わしたときの立会人であったため、毅然とした態度です。
また、
県有明海漁協組合長は「漁業者には過去の国の事業に対して不信感がある」と強調
地域住民の会の会長は「米軍が利用しないわけではなく、自衛隊導入後に米軍も来るということ。卑怯なやり方だ」と反発したコメントをしています。
年表をさかのぼると、干拓、佐賀空港建設、オスプレイ配備とこれまで何度も国に不信感をいだき、活動していたことが伝わります。公害防止協定に自衛隊の共用はしないと入れ込んだのは、戦争に行った町の長老たちの強い意志で、その思いが継承され、先見の明があったと古賀会長は話していました。
また、今回、オスプレイ配備で地権者の多い南川副漁協には、オスプレイ配備反対ののぼり旗も入口にありました。
 防衛省は、木更津では「佐賀では、漁協との話し合いも始まった…」と説明していましたが、実際、佐賀に行き、直接話を伺ったら、地権者でもある地域住民の会には、なんの話もない。と、進展していないことがわかりました。
漁協への説明といっても、ききおくだけで、質問・意見を一切していないという状況です。
暫定配備とは、名ばかりで、あたかも進展しているように、木更津市民へ説明をし、とりあえず暫定だからと、ずっと配備してしまうのではないかと強く懸念します。
さて、年表 H29年をご覧ください。
5月 佐賀県が計画に対する論点整理素案を公表 
7月 佐賀県が論点整理素案に対する意見募集の結果を公表。延べ172件 否定的な内容が多数  とあります。
昨日の堀切議員への答弁で、説明会の会議録や防衛省により詳細な説明、また、対応を求めた内容、更に防衛省から得た見解等、市のホームページ、各公民館への資料の配置、報道機関への公表することがわかりました。木更津市も佐賀市のように、論点整理に対する、意見募集をするのなら、その意見の募集の方法も周知すべきと考えます。
木更津市の場合、緊急離着陸の場所は、駐屯地以外に市営球場だということは、木更津市は知っていたのでしょうか。
陸上自衛隊高射学校長から市長宛に「ヘリコプター場外離着陸場としての土地使用承諾願」が、毎年提出されている。
市営野球場を所管する健康こども部 スポーツ振興課が使用承諾の手続きを行っている。


緊急離着陸の場所が住宅地の密集しているところですが、どのような場所を選定するのか、基準などあるのでしょうか。
基準の詳細は、今後確認していく。

では、もうひとつ、確認をしておいてください。
市営球場をちょうど市民が利用している場合、市民の安全をどのように、施設管理者として確保したらいいのか、たとえば、緊急着陸したい航空機が飛来してきたら、建物の中に避難したほうがいいのか、どうかなどです。確認した内容は、利用者にもわかるように、野球場に掲示物でも貼りだすなどの工夫をお願いいたします。

運用規則では、平日8:30から17:00までとしながら、自衛隊では義務的な夜間飛行訓練がある。
しかし、頻度は、言えないという。
さきほどの高橋議員への答弁で、環境部で騒音調査し、HPで公表しているとのことでしたが、例年10月または11月に1週間だけの調査です。
ということは、やはり、オスプレイが暫定配備するか否かに限らず、現時点で、
運用規則の時間外がどのくらいあるのか、木更津市として、常時調べることを求めます。
その結果が、市民の我慢の実証となり、市民の安全、安心な環境維持のために、木更津市は防衛省に求めるべきと考えます。
自衛隊機だけでなく、米軍機の離発着は、多くて2800回を超える年もあるということがわかりました。
木更津市として、暫定配備となったら、離発着回数が増えるということですが、元となる現在の市民生活において、自衛隊近隣の住民の方は、すでに十分我慢しているだととの意見が多くあったと聞いています。ということは、毎年、木更津市として、自衛隊、米軍機の離発着回数を防衛省に情報公開させ、市民に知らせていくべきと考えますが、いかがでしょうか。
これまでも、木更津飛行場における自衛隊機、米軍機の着陸管制回数については、確認してきた。
今後も引き続き、防衛省に確認し、公表したいと考えている。


夜間は騒音の面でなるべく負担を生じさせないためと海側から飛行場へ進入・離脱を2機までということですが、昼間もこのコースを使えたらと考えますが、木更津市としては、どうでしょうか。
今後、確認していく。
また、市民の負担軽減については、今後も防衛省にその対応を求めていく。

もしも、夜間だけでなく、昼間を使えるようになったら、➀近隣地域の騒音の軽減にもなる ➁陸上競技場のイベントなど、利用の際も安全を確保できますので、よろしくおねがいいたします。

戦技訓練は暫定配備のオスプレイが関係するかどうかもわからない。
戦技訓練場は、どこなのか、もちろん、その自治体に知らせてあるがどうかも回答がなかった。自治体としては、市民の安全・安心を考えるうえで、判断する材料もないことになります。
佐賀市では、8月27日未明からの記録的な豪雨災害で、「これまでになかった」浸水被害が各地で起きています。9月4日時点での被害は全壊6件、床上浸水213件、床下浸水854件・計1073件とのことです。漁協も地権者もまずは元の暮らしにと、オスプレイ配備の話どころではないでしょう。暫定配備の期間は決まらない実状があります。無期限の暫定配備はありえません。

こんな感じで、次の質問テーマに移りました。

追伸 年表で一部誤字があり、訂正しましたので、HPにアップした資料は差し替えました。
2019.9.6 20:00
https://tanaka-noriko.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/4d131e255040d77b684d8ed3d7430498.pdf

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著者

田中 のりこ

田中 のりこ

選挙 木更津市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 2,057 票
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