2024/9/8
令和6年自民党総裁選は、9月12日告示、27日に開票されることになっており、これまでに6名の方が立候補を表明し、また来週には2名の方が立候補予定で、過去最多となる8名以上での総裁選となりそうです。
私は、富山県総裁選挙管理委員会の委員となります。選挙管理委員は、公平性の確保から特定の候補の支持を表明してはならないことになっており、表明は控えたいと思いますが、意中の候補者は、ほぼ心に決めました。
せっかく8名以上も立候補する総裁選です。それぞれが、どんな国家観や国家ビジョンを持っているのか、それを実行する能力や胆力はあるのか、ともに成し遂げる仲間はいるのか、そんなあたりを見極める絶好の機会となってほしいと思います。
総裁選は、国会議員票367票、党員票367票の合計734票を争い、投票の結果、過半数を獲得する候補者がいない場合、上位2名による決選投票です。決選投票は、国会議員票は同じく367票、党員票は、上位2名のうち、各都道府県における得票数の多い候補者に1票が割り振られ47票となります。
特に、決選投票においては党員票の重みが軽くなることについて、党員軽視との声があります。
しかし、候補者の能力や人柄について、私たち党員はどこまで本当の姿を知ることができるでしょうか?報道などを通じたイメージしかわからないという方が実際は多いのではないかと思います(ネット配信なども充実した今、その気になれば、かなりわかるようにはなってきています)。
それに対し、国会議員の皆様は、日頃から候補者の方々と、ともに仕事をしたりするなかで、能力や人柄を見ておられます。そうした方々に決定を委ねることに合理性はあると思います。
同時に、日本の国政は議院内閣制です。首相が一人でなんでもできるわけではなく、内閣と自民党がチームとなって、はじめて政策推進が期待できます。そういう点では、いくら国民的人気が高くても、ともに仕事をする国会議員から人気がなければ、これからの難局を乗り切っていくことはできない点も考慮する必要があるでしょう。
なお、漏れ聞いているところによれば、9月12日が告示となりますが、実際に投票のハガキが富山県内の党員のもとに届くのは、連休をはさむ関係で、一部地域を除き9月17日(火)になる可能性は高く、また締切は、9月26日(木)までに富山南郵便局に到着したものとなることから、9月25日には投函が必要です。早めの投票をお願いいたします。
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