2024/4/29
https://youtu.be/K0ZHtuEupPE?si=m6YyIuTQVR5lFF6W
小池惨敗、アメリカンポストモダニズムの終焉
補選での自民三敗はまあ、そんなものだろう。
衝撃だったのは東京15区で小池百合子都知事が推す乙武洋匡さんが5位に沈んだこと。
東京15区の補欠選挙は、開票が終了しました。
▽酒井菜摘(立民・新)当選 4万9476票
▽須藤元気(無所属・新)2万9669票
▽金澤結衣(維新・新)2万8461票
▽飯山陽(諸派・新)2万4264票
▽乙武洋匡(無所属・新)1万9655票
▽吉川里奈(参政・新)8639票
▽秋元司(無所属・元)8061票
▽福永活也(諸派・新)1410票
▽根本良輔(諸派・新)1110票
立憲の酒井さんは区長選挙にも出て知名度抜群。江東区は共闘相手の共産党も一定程度強い。低投票率の中で、地盤看板を活かして順当勝ち。問題は二位以下。
無所属で山本太郎個人応援の立憲だが積極財政派の参院議員だった須藤元気さん。
維新の金沢さん。
そしてトランプ的右派の飯山さん。
彼らを下回る大惨敗を乙武さん=小池百合子さんは喫した。
小池百合子さんと乙武洋匡さんが何を代表するかといえば1990年代〜00年代に栄えたアメリカンなポストモダニズム。多様性尊重と新自由主義の組み合わせだ。
新自由主義グローバリズムと言ってもいいだろう。
自民党は保守から新自由主義まで利権を媒介に結び付いたごった煮政党。その自民党が不戦敗でかつ投票率が低い状況が今回生まれた。その中で、色々な勢力のゴリゴリの基礎票というか力関係が明らかになった。
小池百合子さんは日本新党・細川さんから新進党→自由党・小澤さん→保守党・二階さん→小泉自民で閣僚歴任。
1990年代型の新自由主義で一貫している。(※師匠の小沢さんが途中で21世紀に入り、横路さんと手を組んだあたりから社民主義的路線に切り替わった。)
あくまでお金持ち限定の多様性尊重と都会のお金持ち、外資第一の政治の組み合わせだ。言い換えれば旧竹下派右派とも言える。
どちらかといえば昭和回帰に近い安倍自民で冷や飯だった中で都知事に打って出てこの時は成功。
その後2017衆院選で、希望の党騒ぎを起こすが不発に。
そして今回の補選では保守党さえ下回る惨敗だ。
トランプ的な右派=保守党にすら1990年代型新自由主義グローバリストが惨敗。この意味は小さくない。
お金持ち中心の多様性尊重勢力は衰退の一方だろう。高学歴お金持ちが多い渋谷区とか港区なら最後まで生き残るだろうし、長谷部区長も残念だが、しぶといだろう。
広島の湯崎英彦知事も多様性尊重を装いつつの東京のお金持ち優遇で長谷部区長とご親友の反県民的知事だ。しかし東京に周回遅れで広島にも影響は及ぶだろう。
表面上は多様性尊重で実際にはお金持ち外資第一と言うタイプが一番地方の庶民にとっては始末に悪い。
このタイプが新自由主義推進のメイン勢力だったからだ。
油断ならぬのは政権交代が視野に入ってきた立憲民主党にもこういうタイプが少なくないことだ。広島では湯崎知事を最も持ち上げているのが立憲広島。
政権交代になっても決して油断できない。きちんと為政者を憲法というオリに入れておくことが大事な所以だ。
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