さとう しゅういち ブログ
広島市議会への陳情書(案) 副首都法案成立を受けた広島市の役割
2026/8/21
◆ 広島市議会への陳情書(案)
件名:副首都法案成立を受けた広島市の役割と、西風新都・呉日鐵跡地を活用した国家中枢バックアップ機能の整備について
1 陳情趣旨
先の通常国会で、副首都法案が成立し、全国の自治体が副首都候補として名乗りを上げ始めている。
広島県においても、横田知事が副首都への立候補意向を示したと報じられた(NHK報道)。本陳情は、
広島市として県や呉市とともに副首都構想に主体的に関与し、災害リスクに基づく合理的な立地選定を行い、西風新都および呉日鐵跡地を国家中枢バックアップ拠点として位置付けることを求めるものである。
2 背景:大阪市の災害リスクと広島市街地の液状化リスク
副首都法案では大阪市が想定されているが、
大阪市は上町断層帯・有馬高槻断層帯など活断層密集地帯であり、
南海トラフ巨大地震では道頓堀川沿いに津波が到達することが大阪市自身の公的資料で示されている。
一方、広島市街地は太田川デルタの沖積層であり、
五日市断層・己斐断層の揺れが増幅し、液状化リスクが高い。
したがって、
広島市街地を副首都機能の受け皿とすることは科学的に不適である。
3 西風新都は広島市内で唯一「災害に強い台地」である
西風新都は以下の特徴を持つ。
花崗岩の強固地盤
液状化リスクゼロ
津波リスクゼロ
高台で災害に強い
企業撤退により大規模な倉庫・オフィスが空き資産化
アストラムライン西広島延伸計画によりアクセス改善が進行中
つまり、
広島市内で唯一、国家中枢バックアップ機能を安全に受け入れられる地域である。
4 呉日鐵跡地は「防災省(防災庁)」の最適立地である
呉日鐵跡地は広大で、海に近く、
防災研究・訓練・物資集積に最適である。
また、海上自衛隊呉基地との連携により、
南海トラフ対策の最前線拠点として機能する。したがって、
防災省(防災庁)を誘致する最適地である。
5 求める施策(陳情事項)
(1)西風新都に中央省庁の一部機能を誘致すること
デジタル庁
総務省行政管理局
内閣官房のバックアップ機能
国会オンライン審議センター
既存倉庫・オフィスを居抜きで転用する。
(2)西風新都に国家データバックアップセンターを設置すること
戸籍・税・年金・行政文書のバックアップ災害時のデータ保全拠点床荷重の大きい倉庫をそのまま活用
(3)西風新都に危機管理統合センターを設置すること
災害・武力攻撃時の司令塔
アストラム延伸によりアクセス確保
(4)呉日鐵跡地に防災省(防災庁)を誘致すること
南海トラフ対策の中核拠点
海自呉基地との連携
物資集積・訓練・研究の統合拠点化
(5)広島市として副首都構想に主体的に関与し、県民的議論を促進すること
市議会での特別委員会設置
市民説明会の開催
県との共同検討会の設置
6 結語
副首都法案が成立した今、
広島市は「どこを副首都にするのか」を科学的に議論しなければならない。
本紙としては、
西風新都に中央省庁の一つとバックアップ機能、
呉日鐵跡地に防災省(防災庁)を誘致する二拠点モデルこそ、
広島が副首都として最も合理的な形で立つ道である。広島市議会におかれては、
本陳情の趣旨を踏まえ、積極的な検討を求める。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男