さとう しゅういち ブログ
福岡県議会副議長議員辞職──ちょっと待った。 “もらった側だけ”が悪いのか? 事実なら、渡した...
2026/7/24
福岡県議会副議長議員辞職──ちょっと待った。
“もらった側だけ”が悪いのか?
事実なら、渡した吉松県議も贈賄の疑い
福岡県議会の副議長辞職をめぐる報道は、
「副議長が1000万円を要求した」という一点に集中している。
しかし、これは本質を外している。
今回の疑惑は、
議長ポストをカネで売買した可能性がある構造腐敗であり、
もし事実なら、
“もらった側”だけでなく“渡した側”にも重大な刑事責任が生じる。
1. 事実なら「収賄」と「贈賄」が同時成立する構造
吉松県議は、
議長就任のために約2000万円を支払ったと証言し、
そのうち1000万円は副議長(当時幹事長)の指示で渡したと述べている。
音声データには、
「大金やけんね、管理しとかんと」
というやりとりが残されている。
もしこれが事実なら、構造はこうだ:
要求した側 → 収賄の疑い
渡した側 → 贈賄の疑い
つまり、
副議長と吉松県議、雁首揃って逮捕の可能性がある。
2. しかし報道は「副議長だけ」を叩いて終わらせようとしている
これは構造的問題だ。
辞職という“目に見える動き”がニュースになりやすい
告発者側は“被害者”として扱われやすい
地方紙は県政の構造腐敗を深掘りしない
県議会は身内で幕引きしたがる
その結果、
「副議長だけ悪者化」という誤った論調が生まれている。
しかし本質はそこではない。
3. 本質は「福岡県議会の構造腐敗」である
議長ポストをカネで売買した疑いは、
個人の不祥事ではなく、
議会組織そのものの腐敗を示す重大事案である。
幹部ポストがカネで動く
党内の力学が金銭で左右される
県議会の自浄能力が崩壊
組織票が腐敗を温存
地方紙が構造腐敗を追わない
これらは、
副議長辞職で終わらせてよい話ではない。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男