2026/7/23
◆ 広島瀬戸内新聞・提言
市民参加型公共事業見直し委員会の創設を求める──性急な結論ではなく、透明な議論こそ最速の改革である──
https://youtube.com/shorts/AHdZrIez9VE
広島市(広島県も)の公共事業をめぐる議論は、長年にわたり
「行政が説明し、市民は結果を受け取る」という一方向型であった。
しかし、人口構造の変化により、“波風立てない慎重派”が縮小し、
“議論を望む動の世論”が急増している。この世論変化に応えるためには、
性急な結論を求めるのではなく、まず議論の場を開き、情報を出し切ることこそが
最速の改革である。
◆ 1|市民参加型委員会の創設を
本紙は、秋葉忠利市政期に設置された「公共事業見直し委員会」を
専門家+市民+行政+議会の四者協働モデルとして再構築し、
市民参加型委員会として復活させることを提言する。
委員会は、次の構成を基本とする。
専門家(都市計画・財政・公共交通・環境など)
市民(公募市民+地域代表)
行政(担当部局)
議会(各会派からの参加)
この構造は、透明性・公平性・技術的妥当性を同時に満たす。
◆ 2|委員会の役割は「方向性の提示」に限定する
制度上、結論を出すのは
市長が提出する予算案と、それを審議・決議する議会である。
したがって、委員会が担うべきは
結論ではなく、方向性の提示である。方向性とは、情報開示論点整理選択肢の提示市民の声の反映
であり、
個々の事業の是非を即断する必要はない。この「方向性に限定する」設計こそ、
慎重派・中間層・動の世論の三層すべてに受け入れられる。
◆ 3|議論の場の設計こそ改革の核心
委員会は、次の順序で議論を進めるべきである。
行政による情報開示
専門家による技術的補足
市民による質問
議会による論点整理
結論ではなく「方向性」の確認
この形式は、
性急な結論を避けつつ、停滞を許さない。
広島の政治文化に最適化された“熟議モデル”である。
◆ 4|透明性の徹底が市政への信頼を回復する
委員会の議論はすべて公開し、
YouTube配信
議事録公開
行政資料のPDF公開
市民アンケートの公開
を徹底するべきである。
透明性は、
年配層が反対できず、
若年層が支持し、
中間層が安心する
“広島で最も強い政治的大義”である。
◆ 5|本紙の結論
広島市は今、
慎重派・中間層・動の世論が混在する過渡期にある。
この複雑な世論構造の中で、
性急な結論を避け、議論と情報開示を徹底することこそ、
最速の改革である。本紙は、
市民参加型公共事業見直し委員会の創設 を強く提言する。
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