さとう しゅういち ブログ
オルバンがやったのと同じ制度改悪 総理が比例定数のみ削減45案
2026/6/4
総理が「比例代表だけ45議席削減」という案を出しました。
これは制度論として見ても、与党に極端に有利になる方向です。比例代表は本来、
小選挙区で死票になった票を救済し、
民意の偏りを補正するための仕組みです。
そこを大幅に削れば、
地域に強い与党がさらに有利になり、
都市部に強い野党は議席を大きく失う構造になります。この方向性、どこかで見たと思いませんか?そう、ハンガリーのオルバン政権です。オルバンは
・小選挙区の比重を増やし
・比例枠を削り
・区割りを与党有利に変更し
その結果、得票率50%前後でも議席の2/3を確保できる制度を作り、
1期延命しました。今回の「比例45削減案」は、
制度の方向性として オルバン方式と構造が同じ です。このまま進めば、
日本は「政権交代が一応あるイラン未満」、
形式として選挙はあっても結果がほぼ固定される
ロシア・中国型の“選挙国家” に近づく危険があります。これは党派の問題ではありません。
日本の民主主義の存亡の問題です。制度を変えるなら、
民意の公平性・透明性を高める方向であるべきです。
比例だけを削るのは、
民主主義の根幹に関わる重大な制度改変です。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男