さとう しゅういち ブログ
社説:カープは攻める姿勢と競争で点を取りに行け(4/25 阪神戦を受けて)
2026/4/26
社説:カープは攻める姿勢と競争で点を取りに行け(4/25 阪神戦を受けて)
広島東洋カープは、阪神との延長12回の末 2―2 の引き分けに終わった。
スコアだけ見れば粘りを見せたと言えるが、内容はむしろ深刻である。
10安打を放ちながら、わずか2点。
初回の先制以降、追加点が奪えず、攻めきれない拙攻が続いた。
この試合は、今季のカープが抱える構造的問題をそのまま映し出している。
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■ 攻める姿勢の欠如が、勝ちを逃した
四回の勝田の二塁打、九回のモンテロの同点打など、
チャンスは確かにあった。
だが、そこから“もう一押し”が出ない。
- 外野の頭を越す打球が少ない
- 初球から仕掛ける積極性が薄い
- 走塁の圧力が足りない
これでは、10安打を積み上げても点にはならない。
阪神は8回に押し出しで勝ち越し、
広島は9回に追いついた。
だが、本来なら広島が主導権を握るべき試合だった。
攻める姿勢を欠いた打線は、相手に脅威を与えられない。
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■ 競争の不足が打線の停滞を生んでいる
この日のスタメンは大きく入れ替わったが、
それでも“競争の緊張感”が打線に浸透しているとは言い難い。
- 若手は伸び悩み
- 中堅は停滞
- ベテランは存在感を欠く
この状態では、打線の活性化は望めない。
平川の復帰を遅らせる理由はない。
外野の競争を強めるべきだ。
捕手も、リード面・相性面を含めて再考が必要である。
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■ 点を取りに行く覚悟が、チームを変える
カープは守りのチームではない。
本来は、走って、つないで、強く振って点を取るチームだ。
- 長打を捨てない
- 初球から振る
- 走塁で揺さぶる
- 競争で打線を活性化する
この“攻める野球”を取り戻さなければ、
拙攻は何度でも繰り返される。
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■ 結語:10安打2点の拙攻を、ただの引き分けで終わらせるな
この試合は、
「攻める姿勢」と「競争」の欠如が勝ちを逃した典型例である。
借金が膨らむ前に、
チームは攻撃の再構築に踏み出すべきだ。
点を取りに行く覚悟こそ、
今のカープに最も必要な改革である。
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さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男