さとう しゅういち ブログ
本拠地の春、まだ赤く染まらず カープ1-5横浜DENA
2026/4/17
本拠地の春、まだ赤く染まらず
マツダスタジアムに戻ったカープを迎えたのは、
久々のホームの空気ではなく、
どこか冷えたため息だった。
スコアは 1-5。
横浜DeNAに完敗し、
成績は 6勝9敗、借金3。
ついに 0.5ゲーム差まで迫られ、
順位表の数字がじわりと胸を締めつける。
二回の1点以降、
打線は沈黙したまま。
三安打では、
広いマツダスタジアムの風を変えるには力不足だった。
相手は六回に一気に三点を奪い、
そのまま試合の流れを持っていった。
ホームでの敗戦は、
アウェーよりも重く響く。
だが、今日の敗戦が示したのは、
単なる力負けではない。
攻める姿勢の欠如だ。
広い球場でも、
強く振れば二塁打は出る。
角度がつけばスタンドにも届く。
それを示した試合は、
つい先日もあったはずだ。
「ロースコアが持ち味」などという言葉は、
若い打線の芽を摘むだけだ。
点を取らなければ勝てない。
当たり前のことを、
当たり前に積み重ねるだけでいい。
本拠地の春はまだ冷たい。
だが、
明日こそ、
赤い打球がスタンドを揺らす光景を見たい。
ホームの歓声が、
再び温かく響く日を信じて。
さとう しゅういち
サトウ シュウイチ/50歳/男