2026/7/24
2025年の日本人女性の平均寿命が昨年87.33歳となり、41年連続で世界1位になったというニュースが報じられました。男性も81.35歳(世界7位)となり、日本が世界有数の長寿国であることを改めて感じます。とても喜ばしいことですし、これまでの医療や公衆衛生の積み重ねの成果だと思います。
ただ、ここで本当に大切なのは、ただ長く生きることだけではありません。私はむしろ、「元気に暮らせる期間がどれだけ長いか」という健康寿命こそ、これからの社会にとってますます重要だと考えています。
厚生労働省の公表では、2022年の健康寿命は男性72.57歳、女性75.45歳です。平均寿命との差を見ると、男性で約8年半、女性で約11年半あります。長寿そのものは大きな成果ですが、その一方で、人生の終盤に支援や介護、医療を必要とする期間がなお長い現実も見えてきます。だからこそ、「長生きできる社会」から「最後まで元気に、自分らしく暮らせる社会」へ進んでいくことが大切です。

私はこの課題意識のもと、昨年秋の決算委員会でも保健医療部に対して、健康寿命の延伸につながる観点からいくつか質問を行いました。
まず一つは、がん対策の取組と課題についてです。兵庫県のがん検診受診率が全国40位前後の最下位クラスにあることを踏まえ、この深刻な課題をどう改善していくのかについて質問しました。がんは早期発見・早期治療が何より重要であり、検診受診率の向上は健康寿命を延ばすうえでも欠かせません。
二つ目は、子宮頸がんのHPV検査単独法の導入支援についてです。子宮頸がんの早期発見につながるこの検査方法について、県として導入支援を進めるべきではないかと質問しました。予防と早期発見の体制を整えることは、女性の命と健康を守るうえで極めて重要です。
三つ目は、健康寿命延伸に向けた県の取組そのものについてです。兵庫県では健康づくり推進条例に基づく取組が進められていますが、他府県の先進事例を見ると、県民運動として分かりやすいキャッチフレーズや明確な目標を掲げて展開している例があります。兵庫でも、県民の皆さんに伝わりやすく、参加しやすい形にしていく必要があるのではないか、という問題提起を行いました。
健康寿命の延伸は、医療や福祉の課題であると同時に、暮らしそのものの課題でもあります。

そのために、特に重要なポイントは大きく4つあると言われています。
そして、県民一人ひとりの暮らしの中でもできることがあります。
こうした日々の積み重ねが、元気に暮らせる期間を延ばしていきます。

平均寿命世界一という結果に満足するのではなく、その先にある「健康寿命」をどう延ばしていくか。
私はこれからも議会の場で、県民の皆さんの命と暮らしを守るための提案を重ね、兵庫県から前に進めていきたいと思います。
この記事をシェアする
コシダ ヒロヤ/58歳/男
ホーム>政党・政治家>こしだ 浩矢 (コシダ ヒロヤ)>平均寿命世界一。その先にある「健康寿命」を延ばすには[神戸市長田区]兵庫県議会議員 こしだ浩矢