2026/6/7
こんにちは。千葉県議会議員(八千代市)の横山ひであきです。
実は最近、次のようなご質問をいただきました。
「文科省の調査(令和5年9月1日現在)では、公立の小・中学校のトイレ洋式化が千葉県は76.9%、全国5位となっているが、県立学校(中学校・高校・特別支援学校)は他県に比べて遅れているとも聞く。実際のところ、どうなのか?」
洋式トイレの家屋が一般的な今、学校の和式トイレを避ける児童・生徒は多く、いわゆる「3K(古い・臭い・汚い)」のトイレ環境のままでは、健康面や衛生面からみて問題です。また、学校は災害時の避難所として活用され、高齢者や障がいのある方が安心して利用できるためのトイレ洋式化は重要な課題です。
以前から、県立学校の耐震化や教育環境の改善に取り組んできた公明党県議団は近年、
・トイレの洋式化
・エレベーター整備
・普通教室へのエアコン整備
・1人1台パソコンをはじめとするICT環境の充実
などを議会質問や予算要望を通じて継続的に訴えてきました。
もちろん教育環境の整備といっても、千葉県には県立学校が160校あり、その課題はさまざま。多額の予算が必要で、一度に整備することは現実的ではありません。
そこで会派として、段階的改修や先行整備といった具体的提案を重ねる中、令和4年度から新たに「県立学校トイレ改修事業」がスタート。令和14年度頃までを見据えた整備計画でしたが、当初計画を3年前倒しし、令和11年度までに県立学校トイレの洋式化率100%を達成する方針が県から示されました。
では、実際の進捗状況を見てみましょう。
【県立学校(中学校・高校・特別支援学校)】
対象校数:160校
便器総数:約12,700基
■令和4年度
当初予算:0.975億円
洋式便器数:5,214基
洋式化率:41%
■令和5年度
当初予算:11.8億円
洋式便器数:6,271基
洋式化率:49.8%
■令和6年度
当初予算:11.8億円
洋式便器数:7,198基
洋式化率:57%
■令和7年度
当初予算:8.65億円
洋式便器数:7,959基
洋式化率:63%
■令和8年度(見込み)
当初予算:49.1億円
洋式便器数:9,156基
洋式化率:72.6%

このように、令和4年度から今年度までの5年間で洋式化率は72.6%へと大きく向上します。また、予算も令和4年度比で約50倍へと大幅に拡充され、5年間累計では80億円を超える集中的な投資が行われています。
ご質問の回答としていえるのは、県立学校のトイレ改修・洋式化は、小・中学校に対しても、他県と比較しても決して遅れているわけではありません。むしろ、近年は整備を大幅に加速させ、令和11年度の100%達成に向けて着実に前進しています。
今後も、長寿命化計画による大規模改修に加え、「トイレ先行改修事業」や「和式トイレ洋式化事業」の着実な実施を後押しし、子どもたちが安心して学び、快適に過ごせる教育環境の整備を進めてまいります。
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ヨコヤマ ヒデアキ/56歳/男
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