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「ヒグマの春期管理捕獲等」と「プラスチック資源循環促進法施行後の対応」の2件を質問【予算特別委員会】

2023/3/6

#札幌市議会議員(#札幌市北区)#田島よういち です。

3月6日(月)、第1部予算特別委員会が開催され、環境局関係分の質疑が行われました。私からは、「#プラスチック資源循環促進法施行後の対応と新年度の取組」、「#ヒグマの人里出没抑制等のための春期管理捕獲」の2件について質問致しました。

プラスチック製品の回収にあたっては、一括回収を視野に入れつつも、まずはモデル事業を検討する旨の答弁がありました。

また、30年ぶりの大きな政策転換となる「#ヒグマの春期管理捕獲」に関しては、事故などが発生しないよう実施区域(#盤渓市民の森)における注意喚起のみならず、札幌市公式LINEやTwitterの活用して、周知するよう求めました。質問内容は以下の通りです。

#第一回定例市議会
#予算特別委員会
#第一部予算特別委員会
#質問
#tabibitoキッチン
#羆肉スタミナ炒飯

#田島央一 議員(北区)
1、プラスチック資源循環促進法施行後の対応と新年度の取組について
(1)国の財源措置の具体的な算定方法について
(2)プラスチック製品の一括回収について
2、ヒグマの人里出没抑制等のための春期管理捕獲について
(1)技術者育成のための捕獲事業の実績と評価について
(2)新たな事業への取組について

【質問①】まずは、プラスチック資源循環促進法施行後の対応と新年度の取組についてお伺いします。昨年の第3回定例市議会の我が会派の代表質問で、プラスチック資源循環促進法施行後の課題認識やスケジュールを含めた今後の対応について質問致しました。プラスチック資源循環法施行に伴い、各自治体においては、これからプラスチック資源循環への具体的な取組みが推進されますが、今回新たに発生する製品プラスチックの再商品化費用に関しては、市町村が全額負担する仕組みとされ、その分の費用負担が増大することが懸念されております。また、容器包装プラスチックと製品プラスチックを一括回収した後の処理については、容器包装リサイクル法におけるリサイクルルートの活用が方法の一つとしてありますが、製品プラスチックを併せて処理するとした場合、新たな施設を建設するなど、処理量の増加に合わせた体制整備に係る費用が必要となることも懸念されております。そこでお伺いしますが、プラスチック資源循環法施行に伴い、財源は国の特別交付税措置との方針ですが、具体的な算定方法はどのようになっているのか、お伺いします。

【答弁①】昨年10月に、国から、令和4年度特別交付税の算定に係る基礎数値について照会があり、分別収集、再商品化したそれぞれの量を、基礎数値として回答する内容。基礎数値に基づき、特別交付税が算定されるものと認識しているが、具体的な交付額等は、引き続き、国の動向や他都市の状況を注視していく。

【要望①】「特別交付税の額の算定に関し、国からの照会があった」との答弁でしたが、製品プラスチックの回収には様々な費用負担の増加が見込まれることから、引き続き、国への支援を求めていってほしい。

【質問②】 国が公開している資料を見ると、製品プラスチックの再商品化に関し、国からは、容器包装リサイクル法に規定する指定法人に委託する方法と認定再商品化計画に基づくリサイクルを行う方法、2つの方法が示されております。先ほども触れましたが、容器包装リサイクル法に規定する指定法人に委託する方法は、容器包装プラスチックなどのリサイクルでも利用している枠組みで、指定法人が公募・入札により再商品化事業者を選定する仕組みであります。もう一方の、認定再商品化計画に基づくリサイクルを行う方法というのは、自治体自らが再商品化事業者を選定し、その事業者の施設や運搬に係る適格性、適合性等を盛り込んだ再商品化計画について国の認定を受けることで、指定法人を介さず、この再商品化事業者にリサイクルを委託することが可能になるという仕組みであります。本市にとって、今後の方向性を検討するに当たり、この指定法人に委託する方法と認定再商品化計画に基づくリサイクルを行う方法、どちらを選択するのかということが大変重要なポイントになってくると考えます。また、ステーション回収で行うのか、拠点回収で行うのかということも重要な点であります。ステーション回収だと、住んでいる地域で出せるため、市民の利便性向上にもつながりますし、より多くのプラスチックを資源物として回収できるメリットがあります。しかしながら、回収費用の増大や、現状では容器包装プラスチックを出せるのは週1回であり、現行の体制で対応できるのかという懸念も生じるところであります。加えて、今でも町内会では、ごみの散乱など、ごみステーションの管理に苦労していると聞いており、ごみステーションに関する対応策も同時に講じていく必要があります。このように、現時点でも多くの課題が出てくるもので、これらの課題に対しては一つ一つ丁寧に検証し、対応策を考えていかなければなりませんが、対応策を構築するにも、基礎となるデータの収集や様々な検証を積み重ねていくことが重要であると考えます。容器包装プラスチックと製品プラスチックの一括回収を行うとした場合、分別の方法が今よりも分かりやすくなるため、今まで燃やせるごみに出されていた容器包装プラスチックもしっかりと分別されるようになり、予想以上に出される量が増えることが見込まれ、回収量のしっかりとした試算を予め行っておくことが必要となります。そこで伺いますが、プラスチック製品の一括回収は、現状では多くの解決すべき課題があり、すぐに本格導入することは難しいものの、今からでも様々な検証を重ねながら検討していくべきと考えますが、今後どのように取り組んでいくのか、札幌市の所見をお伺いします。

【答弁②】プラスチック製品の一括回収は、財源の確保や回収体制の整備など、解決すべき課題が多くあることから、回収量や費用などのデータを収集しながら、慎重に検証を重ね、実施手法などを検討していくことが重要。このためには、実証実験が有用な手法であり、まずは、容器包装プラスチックと製品プラスチックの一括回収ではなく、製品プラスチックに限定したモデル事業を検討していきたい。併せて、他都市や再商品化事業者等の状況についても積極的に情報収集し、引き続き、最善の方策を検討してまいりたい。

【要望②】製品プラスチックに限定したモデル事業を検討との答弁がありました。早急にモデル事業実施に向け、市民向けに説明できるよう取組みを加速されるよう求めます。その先には、容器包装プラスチックと製品プラスチックの一括回収も視野に入れつつ具体的な課題をあぶりだし、しっかりと準備を進めていただきたく思います。
【質問③】次に、今年から全道ではじまる、ヒグマの春期管理捕獲事業についてお伺いします。1990年度の春グマ駆除廃止以降、ヒグマの個体数は全道で拡大傾向にあり、札幌市を含めた積丹恵庭地域についても同様に増加していると推定されております。このような背景から、これまで捕獲技術者の人材育成を目的として行われてきた技術者育成事業に変わり、今年から、人里に近い地域に生息するヒグマに対し、人への警戒心を持たせ、出没を抑制することを狙いとする新たな事業が全道で開始され、札幌市も本事業に参加すると聞いております。そこでお伺いしますが、札幌市が2020年より取り組んできた、技術者育成のための捕獲事業の実績と、その結果をどのように評価しているのか、札幌市の所見をお伺いします。

【答弁③】北海道が定める実施要領に基づき、札幌市では、北海道猟友会札幌支部に業務を委託し、残雪期の国有林に入ってヒグマの追い方や狙撃方法などを経験の浅い従事者に伝授することで、ヒグマ対策に必要な人材の育成を図ってきたところ。事業に取り組んでからの3年間において、ヒグマの目撃や捕獲はなかったが、延べ参加人数は、これまでヒグマ捕獲事業に従事してきた熟練者が34人、経験の浅い技術者が64人の計98人であり、熟練者の経験を伝授するという目的はある程度達成できたものと認識。また、ヒグマが潜んでいそうな場所で、かつ人が入りづらい場所にはドローンを飛ばして確認を行うなど、新しい技術の活用も試みることができ、一定の成果が得られたものと考えている。

【質問④】市街地近くに定着するヒグマについては、今後も定期的に繁殖を繰り返し、人馴れした個体を次々と生み出すリスクを抱えていることから、市民の安全安心を確保するためにも、しっかりと対策していく必要があると考えます。新たな春期管理捕獲事業では、狩猟者個人を実施者としていた、かつての個体数調整、削減を目的とした春グマ駆除と異なり、市長村を実施者とし、捕獲数の上限を厳密に定めた管理体制のもとで進められると聞いておりますが、これまで禁止されてきた冬眠中のヒグマや親子連れの捕獲も解禁されており、市民の関心も高まっていると感じております。そこでお伺いしますが、今年からはじまる人里出没抑制等のための春期管理捕獲事業にどのように取り組んでいくのか、札幌市の所見をお伺いします。

【答弁④】委員ご指摘のとおり、今年から始まる人里出没抑制等のための春期管理捕獲事業では、人里から隣接した区域においていわゆる穴狩りや親子連れ捕獲が可能になったほか、経験の浅い者が必ずしも含まれなくても良いこととされた。そこで、札幌市における今年3月からの事業では、あくまで人材育成をメインとしながらも、札幌市で実施する生息状況調査において過去に問題個体が生息していたことが判明し、最近もヒグマの生息が確認されている「盤渓市民の森」を新たに実施場所に加えるなど、北海道の実施要領で示す、人里への侵入抑制の目的にも沿った形で事業を予定しているところ。来年以降は、より市街地に近い場所での実施を試みるなど、「さっぽろヒグマ基本計画2023」の内容とも連動しながら、捕獲技術者の育成にこれまで以上に力を入れていくとともに、ヒグマの人里への出没抑制を図ることで、市民の安全・安心を確保してまいりたい。

【要望④】大げさに言えば、春グマ駆除は30年ぶりの大きな政策転換でもありますし、リスクも孕んでいると理解しております。特に実施エリアに関しては盤渓市民の森ということで、私自身も、盤渓山から盤渓市民の森を抜けて、盤渓スキー場の山頂となる三菱山を縦走したことがあります。市民がみだりに立ち入らないよう警告看板を既に設置しているのも、ネット上で確認しましたが、更に注意喚起を行う必要があるとも考えております。というのも、普段は笹薮で入れないようなところであっても、冬期間の積雪により笹薮は無くなり、更にスノーシューを履いた人が歩くことで、比較的簡単に道が出来て、こんなルートがあるのかと思えるようなところから人が現れます。また、砥石山を登山する際、小林峠を登ったところに八垂別という地点で盤渓市民の森方面から、スノーシューで登ってくる人に遭遇したこともあります。この八垂別の先の登山道周辺の樹木にはクマの爪痕が見られる平坦なポイントにはクマが生息しているというのを実感する場所もあります。そういった意味では、今回の春期管理捕獲事業実施のエリアには適しているのかと思います。また、先週の議会議論で札幌市のLINEやTwitterで30万人登録しているといった答弁もありましたから、春期管理捕獲事業実施エリア周辺での事故防止の観点から、分かりやすい地図などを示し、SNSを活用して、注意喚起して頂くよう求め、私からの質問を終えます。

以上

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著者

田島 よういち

田島 よういち

選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
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比例 北海道ブロック 中道改革連合

肩書 前札幌市議会議員 / 元北海道議会議員 / 元網走市議会議員 / 元衆議院議員公設第一秘書
党派・会派 中道改革連合
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